2012年02月25日

SKE48チームKII『ラムネの飲み方』東京出張公演(AKB48)私的レビュー(2012.2.7)

2012年2月7日、8日とAKB48劇場でSKE48チームKII『ラムネの飲み方』公演が行われました。なんとこの公演はSKE劇場支配人のTwitterによると抽選倍率140倍とのことなので、異常なほど人気が高い公演となりました。

私も遠慮がちにお願いして見せていただいたのですが、初日公演以来の『ラムネ』観戦でしたので、いろいろ高まった点も多く、Twitterのフォロワーの方には「冷静な感想を」とリクエストされたものの、時間が経った今もとてもそんな気持ちにもなれないので、今回はいつもと趣向を変えて楽曲のレビューと、この日の公演の内容を交えながら自分の心の実況を残していく形式にさせていただきます。

なお、MCにつきましては、7日については私のTwitterの2月8日付けのTwilogを参照してください。

そして、うれしいことにこの公演もDMM.comにてアーカイブ配信することが決まりました。25日午前10時より配信ということで、それを見ながらもよし、見てからもよし、見なくても構いませんが、いろいろな形で一緒に楽しんでいただければと思いながらレビューをしていきます。

なのでネタバレが気になる方はアーカイブ配信見てから以下を読んでいただいたほうがいいかもしれません。自己責任でお願いします。
※影アナ:高柳、校庭の仔犬:後藤、ウィニングボールのバッター:矢方

★M01「兆し」


★M02「校庭の仔犬」


公演が始まる前の影アナの時点から異様な盛り上がり。始めて生で見る人が結構多かったのかもしれません。客層もいつものAKB48の公演と同じような感じでした。

そしてovertureが終わり、幕が開くとそこには誰もいなくて左右からメンバーが登場してきました。

今までに見たことのないようなメンバーたちの気合の入り方が本当にわかるパフォーマンスでした。「絶対成功させてやるぞ!」という気合に満ちた目、そしてパフォーマンス、ひとつひとつのきびきびした動きと客席の熱気が入り混じってすさまじい空間が形成されました。

うまく言葉で説明しきれないですが、こんなに気合の入った公演をAKB48劇場で見るのは本当に久しぶりのことでした。HKT48ももちろん気合が入っていましたが、KIIの気合は裏付けのある、確信に満ちた気合のようなものを感じました。

しっかりと成長しているのを肌で感じ、近くで見るメンバーたちに圧倒されつつも、しっかりと目に焼き付けておきました。「確かにここで命の花が咲いている」なんて大げさな感覚に見舞われました。

「兆し」はファンにとってはこの曲が1番好きという人も多く、人気の楽曲です。
赤のイギリスの軍服風なイメージの衣装で隊列行進するように登場し、楽曲の最後に「KII」の人文字を作るところがポイントです。

「校庭の仔犬」は前サビのあと、犬の耳を頭につけて「ワンワン!」と叫ぶのですが、これが日替わりで叫ぶため、誰がどんな雰囲気で叫ぶのかというのも見どころのひとつです。そして若き日の学校の校庭の風景がなんとなく頭で思い浮かべられるような歌詞です。その「校庭」はおそらく人それぞれ違うんだろうと思います。

★M03「ディスコ保健室」


お立ち台を舞台裏から出してきてお立ち台に乗って踊る演出は、セリがないSKE48劇場ならではの演出なのでしょう。

「ディスコ」というだけあって、振り付けも結構懐かしいディスコ調の振り付けに、リフのサウンドもチープ感を出したシンプルな懐かしいシンセ音、アレンジもユーロビートっぽい符割やハンドクラップも入ったりして、その世代には懐かしいものとなっています。私個人としてはゴルビーズ(東京パフォーマンスドール)の「JUST LIKE MAGIC」をついつい思い出してしまいながら(笑)、時空をさまよいながらSKE48 LIVE ON DEMANDを見ています。

★M04「お待たせSet list」


この歌詞にはいろんな仕掛けがあるので、このストーリーを知らないとどのぐらい共感できるか、共感していいものかというのは私自身にも正直戸惑いがありました。

何度も新公演を延期され、待たせた張本人(?)が「お待たせ」という言葉を使い、KIIのストーリーを歌詞に込めていることに、素直に喜べない“やるせなさ”を初日公演で感じたのも事実です。

その一方で、彼女たちがようやく真の意味でスタートできるオリジナルなセットリストをもらって、そのうれしい気持ちを体一杯に表現し、それを一緒に分かち合いましょうといいう歌詞には涙をこらえることができません。

初日公演ではもちろん私も初めて聞いたわけですが、この曲が始まって、ミドルテンポでわかりやすい歌詞、しかも彼女たち自身のことを歌詞にしていることがわかり、サビに向かってひとつひとつの言葉の意味をかみしめながら聞いたときには、どうしても泣けてしまい正面を見続けることができなかったことを思い出します。

初日公演のときにはメンバーたち何人かはもう泣きながら歌っていたこともしっかり目に焼きついています。そして歌い終えたときのMCに入る前のやりきった涙は本当に客席と共感できた喜びに満ち溢れていました。

そして、DMMオンデマンドで何度見ても、もうイントロが始まるだけで泣けてくる、どうしようもない涙もろいおじさん状態が4ヵ月経っても続いているのです。それだけKIIに思い入れがあったのと、セットリスト全体の完成度の高さについつい引き込まれてしまっているのです。

さて、もちろんAKB48劇場での「お待たせSet list」でも奇跡のようなことが起きました。

イントロのときの客席後方からあふれ出す声援、いわゆるMixが本当に魂のこもった熱いもので、「ここはコンサート会場か?」というほどの熱気で、それだけで涙が出そうになりました。っていうかもう泣いてました。ここでは我慢せずに泣いている姿をメンバーに見られようとも、この空気をしっかりとかみしめておきたかった。

彼女たちの夢、大切に歌い続けるという誓い、それを4ヵ月経っても何一つ色褪せることなく舞台上で実践、証明してくれているうれしさに感動せざるをえませんでした。彼女たちにとって最高のステージができたと思います。

彼女たちがこの曲をもらった感動を忘れずにステージで歌い続けていく間、ずっと泣き続けてしまうのかしら、なんて思ったりも。

「同じレッスン ただ黙々と」の歌詞のときに、今までのKIIがやってきた「お下がり」の公演の振り付けが4グループ同時にやっているので、そこを見落とすことのないようにしてください。

★M05「クロス」(高柳、松本、若林)


80年代のアウトローな若者を描いたロック調の楽曲で、近藤真彦の「スニーカーぶる〜す」とイメージが似てるところがありますが、ピンクの衣装で、スカートなのに足の蹴り上げが激しく、若林さんは曲中に側転をしたりと、見どころがたくさんある楽曲です。

ピンクの衣装に赤の照明、かっこいいユニット曲の1曲目といった感じです。

★M06「フィンランド・ミラクル」(向田、矢方、赤枝)


セットリストベスト50でKIIのユニット曲で一番上位になった楽曲。

この曲の良いところは、赤枝里々奈さんの精一杯のアイドルっぽい演技、矢方美紀さんの安定した表現、そしてセンターで抜群のアイドルスマイルで優しく踊る向田茉夏さんの3人のバランスがとても良いことです。

歌声も少し背伸びした子ども声の赤枝さん、シャープな声の矢方さんと、癒し声の向田さんがとても心地良い歌声を形成しているのも魅力です。

『ラムネの飲み方』のセットリストの中で「お待たせSet list」はほとんど無条件で泣いてしまう私ですが、この『フィンランド・ミラクル』はオンデマンドではニヤニヤしながら見てるだけです。

この日のステージではSUNSHINE SAKAEでは見れない近さで見たというのもあったんですが、茉夏さんのいたいけであり神々しいまでのアイドルスマイルとパフォーマンス、その成長ぶりに思わず涙してしまいました。

「オキドキ」の選抜に選ばれなかったことが本当に彼女を成長させたんじゃないかと思います。全体曲のパフォーマンスも笑顔の出し方も以前とはまるっきり違い、ある種の「自覚」を持ったステージングをしている姿を見ていると、ときどき会う従姉妹のかわいい子が成長していくような、とても微笑ましい気持ちになります。

そういう意味で、入ったとき中1だったりり、ともにゃんも同じ思いで見ていたりします。時間は確実に過ぎているし、彼女たちは確実に成長し、大人になってきているんですね。

★M07「眼差しサヨナラ」(小木曽、古川)


アーカイブ配信をご覧になるとわかると思いますが、セリをとても効果的に使っています。名古屋では左右の壁にもたれて座るところを、秋葉原では高く上がったセリの上でひざ立ちで歌います。

オンデマンドで見ていると多少単調な印象になりがちなのですが、生で見るとやはり良いですね。しばらく見ないうちに小木曽さんが本当にセクシーな表情を出せるようになってきたことがわかったのが収穫です。

今までの48グループの2人組のユニット曲の中に見たことがなかったような曲がもらえてうれしい限り。

★M08「嘘つきなダチョウ」(石田、後藤、山田澪)


単調なコード進行とシンプルなメロディーを繰り返し、キラキラ感を出した80年代風なアレンジに、ピンクのミニスカートで踊る今のアイドル、この少しアンバランスな感じが病みつきになりそうなユニット曲です。

低音はあくまでチープな音で、高音のアレンジは常にピコピコ鳴ってる感じが、80年代のポップな歌謡曲風なんですよね、あえて例えるならジューシィ・フルーツをちょっとだけ思い出してしまいます。

『手をつなぎながら』のユニット曲群も昔懐かしいアレンジの曲が多くてとても気に入っていたのですが、今回のユニット曲も「Nice to meet you!」含め、私好みというか、懐かしくて新しくて病み付きになる、そんな曲ばかりで、とても気に入ってます。

秋元康プロデューサーがSKE48に対してどういうイメージを持たれているのかわかりませんが、微妙にレトロな感じが彼女たちにとても合っていると思います。

★M09「Nice to meet you!」(阿比留、佐藤聖、秦、加藤智、佐藤実)


KIIの中では年長組に属するメンバーで、しかも苦労人が多いユニットです。ユニット曲の最後なので人数も多く「残りのメンバー」という印象に受け止められがちですが、この曲は本当によくできている歌詞で、思わず泣けてきます。

おそらくこの5人の組み合わせで歌うユニットはこれからもないでしょうから、この偶然ともいえる奇跡の組み合わせ組み合わせと、歌詞のすばらしさ、ひたむきに大切に踊っている姿と、彼女たちのそれぞれの歴史を思い浮かべながらどうしても泣けてきてしまう。

いわば私にとって、チームKの「草原の奇跡」みたいな位置づけの名曲なのです。
一人一人のことはここではあえて触れませんが、歌詞をよくかみしめて自分の気持ちと本人たちの気持ちを重ね合わせると本当に奇跡のような曲だと思っています。

★MC


ここでMCの感想をまとめさせていただきますが、彼女たちのMCにかける気合もすごかったです。

「チームKIIを知ってもらう」という点を最重視して、いつもの劇場のトークと、さりげないメンバー紹介を重ねて面白く仕上げてくれました。MCも最高でした。チームSのMCに引けを取らないだけの力がKIIにもついてきたことがここで証明された思いです。

★後半戦


M10「孤独なバレリーナ」
M11「今 君といられること」
M12「ウィニングボール」
M13「握手の愛」


だんだん曲の解説するのに飽きてきました(苦笑)のでおおざっぱに流していきますが、「孤独なバレリーナ」はチュチュを着てクラシックバレエのダンスに48グループとしては初挑戦、「ウィニングボール」ではバットを持ってボールを客席に設置したミニゴールに向かって日替わりで打つという演出があります。

そして「握手の愛」では日替わりで4人のメンバーがステージを下りて客席に握手をしにきます。その歌詞も今の48グループのメンバー一人一人の気持ちを代弁しているような気がしてほっこりします。特にグループに加入したばかりの新人にとっては自分のファンは大切な人であることにかわりはないのですから。

★アンコール


E1「ボウリング願望」
E2「16色の夢クレヨン」
E3「ラムネの飲み方」
E4「メドレー」(「青空片想い」〜「1!2!3!4! ヨロシク!」〜「ごめんね、SUMMER」〜「バンザイVenus」〜「パレオはエメラルド」)
E5「片想いFinally」


アンコールでは泣いたあとも見えたりして、彼女たちの充実ぶり、成長ぶりが本当に感じられる良い公演でした。

初日以降、4ヵ月の間、オンデマンドでしか見られなかったのですが、確実に、大切にこのセットリストを育ててくれている様子が目の前ではっきりと伝わってきたことを実感できたのが本当に良かったです。

終わったあと、「最高」とひとことで終わってもいいぐらい、ほかに言葉もなかったぐらい感動しました。


初めて見る方やKIIのことをよく知らない方にとってはまだ誰が誰だかわからなかったりするようなのですが、ちょっとこの機会に一度、曲もメンバーもしっかりと覚えてもらえたら幸いです。

おっと、もうアーカイブがダウンロードできる時間になってしまったので、その余韻をもう一度楽しみたいと思います。

SKE48 LIVE!! ON DEMAND http://www.dmm.com/lod/ske48/

ラムネの飲み方
アーティスト:SKE48(team K供
販売元:avex trax
(2012-03-14)
販売元:Amazon.co.jp

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posted at 10:24│コメント(2)SKE48 

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この記事へのコメント

1. Posted by 名無し   2012年02月29日 11:28
M10からあまりにも雑すぎるw
2. Posted by スクランブルエッグ編集長   2012年02月29日 23:00
> M10からあまりにも雑すぎるw

おっしゃるとおりです。申し訳ない。

オンデマを見ていただいたほうが早いと思い、そのダウンロード開始時間までに書き上げようと思ったのですが、その時間がやってきてしまいました。

ファンの方にも評判がいいので、ぜひ2月7日の「ラムネの飲み方」は単品でもいいのでダウンロード購入して見ていただきたいです。

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