2011年08月17日

NMB48第2期生『PARTYが始まるよ』公演初日セットリストと感想

2011年8月13日に始まったNMB48第2期生公演『PARTYが始まるよ』関係者向け通しリハーサルを取材してきました。ネタバレあるので気になる方は公演をご覧になってからお読みください。

【セットリスト】


--- Overture ---
M01「PARTYが始まるよ」
M02「Dear my teacher」
M03「毒リンゴを食べさせて」
--- 自己紹介 ---
M04「スカート、ひらり」(大谷、與儀、村上、城、谷川)
M05「クラスメイト」(岡田、瀧山、東、石田)
M06「あなたとクリスマスイブ」(矢倉、島田)
M07「キスはだめよ」(小鷹狩、村瀬、高野)
M08「星の温度」(林、矢倉、與儀、藤田)
----MC----
M09「桜の花びらたち」
M10「青空のそばにいて」
-- ENCORE --
M11「NMB48」〜メドレー(絶滅黒髪少女〜青春のラップタイム〜待ってました、新学期〜僕が負けた夏〜ポニーテールとシュシュ〜ヘビーローテーション)
M12「スカート、ひらり」

※「待ってました、新学期」(城、小鷹狩、谷川、島田、大谷、藤田、石田、東)
「僕が負けた夏」(與儀、高野、村上、矢倉、林、岡田、村瀬、瀧山)

【出演】(2期研究生23名のうち16名)


東由樹(あずま・ゆき)、石田優美(いしだ・ゆうみ)、大谷莉子(おおたに・りこ)、岡田梨紗子(おかだ・りさこ)、小鷹狩佑香(こだかり・ゆうか)、島田玲奈(しまだ・れな)、城恵理子(じょう・えりこ)、高野祐衣(たかの・ゆい)、瀧山あかね(たきやま・あかね)、谷川愛梨(たにがわ・あいり)、林萌々香(はやし・ももか)、藤田留奈(ふじた・るな)、村上文香(むらかみ・あやか)、村瀬紗英(むらせ・さえ)、矢倉楓子(やぐらふうこ)、與儀ケイラ(よぎ・けいら)

顔と名前を一致させるためにはオフィシャルサイトのメンバー情報および本サイトの記事「NMB48第2期生公演『PARTYが始まるよ』速報版」を参考にしてください。

第一印象 - 振りはひどい(笑)がおもしろい


あまり振りが入っていない噂は聞いていたものの……正直なところAKBの初日、SKEの初日のPARTY公演と比べても振りは入っていないようでした。

まあ、あくまでもゲネや初日の段階なので、ステージを重ねていくうちに動けるようにはなっていくでしょうが、それにしても身体でリズムを取れないのはつらい。「これならヲタのほうがうまいぞ(笑)」と言いたい箇所もあったのですが、練習の成果が現れるのはもうちょっと先なのかもしれません。

目立つのはユニット曲のところで、『スカート、ひらり』でただ足をクロスさせるステップができてなかったり、『クラスメイト』の腰と足でリズムを取って腕を回すところ、『キスだめ』の後ろを向いて両手を肩のところまで上げてステップを踏むところなど、PARTY公演を何度も見た人ならツッコミどころ満載(笑)なんですが、不思議なことに腹が立ちません。

ひょっとしたらNMB48に何の先入観もないAKBやSKEの古参ファンが見たら腹立たしいかもしれません。「振りもできないし、泣きそうなぐらい必死なようにも見えない」なんてつぶやきが聞こえてきそうです。きっと本人たちがいちばんそれを分かっているのかもしれません。ダンスの先生の苦労がしのばれます。

今までのPARTY公演初日と比べて決定的に違うのは【悲愴感が全くない】ことでしょうか。先行き不安な中、どうしていいのかわからない中、ただ必死でやるしかない的なものよりは、「今は確かにできてないけど初日公演をお客さまに見てもらうために精一杯の笑顔を見せてやりきろう」といった、ふっきれた覚悟のようなものを感じました。

正直、こういう体験は初めてのことで、おそらくAKB、SKEでは見られない特殊なものです。「呆れるよりも笑っちゃう」という感情が出るのは、ただNMBが好きだからという理由でなく、素材として面白い子が揃っているので今、パフォーマンスができなくても「楽しい」という気持ちが先を行くからだと私なりに分析しました。

回を重ねるごとにパフォーマンスのレベルは進化していくはずなので、温かく見守っていただけたらと思いますし、運よく抽選に当たって公演を見られた方はそのレア感を楽しめるのではないかと思います。

それにしても1期生と2期生、こんなに落差を感じるのは久しぶりです。関西のファンは地元アイドルに優しいのでトラブルになることはないと思いますが、AファンとKファン、SファンとKIIファンの軋轢(あつれき)のようなものができないか5%程度は心配しています。まあできないと予想していますが、この件に関して同じ歴史が繰り返されるのはあまり見たくないなと思います。

2期生の特徴


本人たちがMCや取材コメントでも言っていましたが、「チームNさんには遠く及ばないですが、2期生は良くも悪くも仲がいいところが特徴」らしいです。

そう言われてもよくわからないですが、ブログなどを見ていると確かに仲が良さそうですし、MCでも仲が良さそうなのはわかります。初日の翌日、個別握手会で行われたサプライズ発表(2ndシングル&選抜発表)での2期生のくっつき具合を見ていると確かに仲は良さそうな感じがします。

これがどのように転じていくのかは正直なところまだわかりません。パフォーマンスの面で言えば現状ではチームN、1期研究生にはるか遠く及ばないですが、ひょっとしたらステージ度胸のようなものはすでにチームNの何人かを抜いている2期生もいるやもしれません。

どう転じていくのかは本人たちの頑張り次第だし、彼女たちを応援する「2期生ヲタ」の叱咤激励次第かと思います。

『PARTYが始まるよ』の本編は現状、本当にリズムの取り方からきちんとやらなきゃいけないと思いますが、アンコールのNMB48の持ち歌はNMB48の一員として最低限のことは動けていたので、きちんとレッスンを積み重ねていけばなんとか形になるだろうから心配はしていません。

AKBにはAKBの、SKEにはSKEのやり方とカラーがあるようにNMBにはNMBのやり方とカラーがあるのでそれはあるがままに受けとめて見るしかないものだと思います。ようやく過去と比較してもしなくてもどちらでもいい、ようやくフラットな状態で見られるようになりました。ここまでに何年かかったことやら(苦笑)。

簡単な個別印象


まずは2nd選抜に選ばれた3人から。

城恵理子 城さんは西武ドームでソロで「ロマンスかくれんぼ」を一人でやりきってましたが、まったく緊張した表情も見せず、歌の世界を彼女なりに表現していました。あのバカでかい会場で、ステージの一番高いところで、しかもソロで緊張しないでやりきれるクソ度胸(笑)はたいしたものです。テレビ番組でのオーディション時や、TDCでの最初のお披露目のときと比べるとずいぶん洗練した印象です。女の子はスポットライトを浴びると変わっていく一つの良い例でしょう。初日公演のセンターポジションも堂々としています。

與儀ケイラ 與儀さんはルックス面での即戦力としてファンからは注目されている小学6年生。ブログにランドセルを背負った写真を載せてたときには萌え度も爆発(笑)。パフォーマンスに関しては今は平均点より少し上ぐらい。できればもう少し切れがあるといいです。それは沖縄系のシャープなルックスから期待されるものが多いからなのかもしれません。

矢倉楓子 矢倉さんは2期生の中で安定感があるような印象。大人顔が好きな方にはおすすめの中学3年生の美少女です。

比較的ダンス面で動けているのは小鷹狩さんと谷川さん。劇場盤握手会で目立っていたらしいのは村上さんと藤田さん。動けてはいないけれど「守ってあげたい妹系」が好きなファンに受けそうな大谷さんと林さん、元気さで勝負の石田さん岡田さん東さん、上背がある瀧山さんと高野さん、大矢真那さんや中村静香さんの面影がある村瀬さん、必死さが伝わる島田さん……初日にステージは立てませんでしたが期待度の高い2期生もいることを考えると、1期生とはまるっきり違う方向性かもしれないですが、粒ぞろいな印象を受けました。

何を求められ、何を求めていくか


今回の2期生はNMB48の一員としての側面と、将来のチームMの一員としての側面、そして48プロジェクトの一員としての側面があり、それぞれの局面で求められていくことをこなしていかなければなりません。

NMB48の一員としてという意味ではシングル曲、オリジナル曲を1期生と同じレベルで動けるようになることが必要でしょう。

チームM、2期生という意味では自分たちのできることは何か、自分たちらしさはどういうところにあるのかを遠くに見据えながら目の前のPARTY公演のパフォーマンスのレベルをそれこそ死ぬ気で努力して上げていくことが大切でしょう。現状のパフォーマンス力では話す言葉に説得力が出てきません。

48プロジェクトの一員としてはまずは9月に行われるじゃんけん選抜大会で選抜に勝ち残るチャンスがあるわけですから、勝ち残ったときにダンス面で遅れを取らないだけでなく、精神面でタフになっていく必要があろうかと思います。

最後に島田玲奈問題


初日公演が完全に終了し、ハイタッチのために劇場で待っていた客席にもう一度メンバー全員が現れ、島田玲奈さんがセンターに立ち、お客さんたちに迷惑をかけたとして謝ったそうです。

それに対して客席からファンの一人が立ち上がって島田本人にクレームを言い、AKBの研究生と比べてなんらかの発言をし、お金?を投げて?そのあとスタッフに退場させられたそうです。客席からはどちらかというと島田さんに同情的な声が多かったようです。

私はその現場には立ち会っていなく、劇場の外でほかのメディアの方と話していました。どこかのブログでサクラだといった勝手なデマが流されていましたが、スタッフの緊迫した様子から、決してそんなことはないでしょう。

私自身、あまりこういった話に立ち入りたくないのですが、過去、AKBの研究生に起こったことに対する処分と、今回NMBに起きたことを比較して一緒の処分にしろと言うのには無理があります。状況も運営会社が違うのですから対応も違う。SKEについてもやはりAKBとは違う対応だったわけですし。

ファンから見れば同じ48プロジェクトなので境界線なく見られるし比較も簡単です。私でも劇場公演内容に関してはよく比較して見てしまいます。

「NMBはNMBでAKBとは違う」と唱えると今度は「じゃあAKBとNMBは分離せよ」と無理な主張する人が出てくる。きりがない。何が正解かなんて誰もわからない。島田玲奈問題で声を張り上げているのはAKBのファンが多く、NMBのファンは思った以上にはヒステリックにはなっていないような印象も受けます。それも実際にどうかもわからない。

批判することは構わないと思いますし、人それぞれいろんな考え方があるから、実際どういった対応が正しいかはわかりません。それは過去のAKBやSKEの運営の対応もそうだった。今回初めてNMBに起こった出来事で初めての対応でした。

本当に過去のことなら、過去のことをネタに解雇されたとファンの方が主張するAKBの研究生が当時シロだったのなら、その研究生は心の重荷を背負って今も生きているかもしれない。それをまたここで繰り返していいものか、っていう考え方もあるでしょう。

実は大阪のNMB48じゃんけん予備選で島田さんがNMB代表の5人に選ばれたときに、記事にはしませんでしたが、じゃんけんで勝ち抜いたときの秘訣を聞いたときにこのようなことを言っていました。「日頃の行いを良くして運が良くなるようにしてきた」と。何をもってそう言ったのかはわからないですが、オーディション合格後はずっと精進しているのかもしれません。

運営としてはオフィシャルサイトに載っていることが公式コメントでしょうから、そういう判断ならそれでいくしかないんじゃないか、という「あるがままにしかならない状態を受け入れる(あるいは見守る)」ことしか私にはできません。

文句を言うのは簡単だし、いろんな考え方があるのもわかります。ただ、この日、一ファン(NMBのファンかどうかは不明)がほかの(関係のない)メンバーの前で苦言を呈したことが良かったとはとても言えないでしょう。

ただ、これからまた何か出てくるかはわからないです。

まだ若いのに過去を背負って生きなければいけないアイドルは精神的なタフさが必要です。批判の声に屈しないタフさが何かを変えていくこともあるかもしれません。ゼロではなくマイナスからのスタートはかなり厳しい道のりでしょう。

本当は劇場で生で彼女のパフォーマンスと表情を見たうえでどうなのか、その覚悟のほどを確認していただきたいのですが、抽選倍率が高いためそれもかなわないのが現状です。

「アイドルは特殊な職業だから、それに対して求めるものを厳しく」「金を払う身になって考えてみろ」と厳格さを求めていくなら、ファンにできることは金を払わず、その現場から立ち去ることしかないのかもしれません。

いずれにしても言及しにくい問題です。掲示板の不確かな情報やTwitterの【拡散】にあまり流されることなく、肌の色や、瞳の色、出身地、過去の出来事によって差別するような人間にならないよう、お互いに気をつけていきたいものです。

これは同意を求めているわけでもなく、いくつかある考え方のひとつとして受けとめていただければ幸いです。正直、あまり話を広げたくないのでこの件に関するコメントは反映しないかもしれないことをお許しください。

ちょっと長くなってしまいました。

さあ、2期生のPARTYは始まりました。自分のスタイルで楽しみましょう。

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posted at 00:01│コメント(5)NMB48 

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この記事へのコメント

1. Posted by ey   2011年08月17日 00:46
5 「2期生の公演は山本ひとみちゃんが出演するまでいいかな??」なんて思ってましたが、そんなに酷いなら1度見ておきたいと思いましたね(笑)

レベルの高い1期生で目の肥えた我々を、精一杯のアイドルスマイルで楽しませてもらいたいです。
2. Posted by 普通のおじさん   2011年08月17日 14:35
3回目の公演を見ました。おっしゃる通りダンスはすごかったです。
島田さんの表情が気になりました。
城さんはダンスはまだまだですが、気合いの入れ方は半端なかったです。ただ、今後のことを考えるとメンタル的に大丈夫かなと心配になりました。
ケイラさんは、これ以上太らないことを祈ります。
楽しい公演ではありました。
3. Posted by 長文すいません   2011年08月22日 14:13
 過去のことについては何も問題にすることはないと思いますが、今回は彼氏のブログにおいて、NMB48加入後に別れることになったと綴ったのちに、復縁したとしかとることのできない書き込みをしています。さらにその書き込みに、両者に面識があり、同じ学校に通っていると思われる友人2人から復縁祝福コメントが寄せられています。
 運営はこのことについて、相手側が一方的に言っているだけとしていますが(ちなみにこの発表によって彼氏が書いたとされているブログが、やはりそうであったと認めていることになります。)、強い疑惑を持たれても仕方がないと思います。もちろん、決定的な証拠ではないのでスルーすることはできるのですが。
 彼女は彼氏の疑惑のほかに、未成年飲酒の疑惑(当初は友達の、彼女は飲んでいないという書き込みつきの写真しか流出していませんでしたが、そのような書き込みのない写真も今は流出しています。)もあり、過去の処分と比較する必要性はないかもしれませんが、罰が何もないというのはあまりに整合性がないと思います。これは多くのファンが感じていることではないでしょうか。
 彼女が一定期間の謹慎などの罰を受けずに、活動を続けた場合、いくら彼女が他のメンバーの何倍も努力をしたとしても、多くのファンがそれを過小に評価する状態になることが非常に心配です。
4. Posted by なな   2011年08月22日 17:54
5 ななです


私NMB好きです
5. Posted by けんいち   2011年09月01日 16:00
NMBは、それぞれ2回ずつ見ましたが、とにかく劇場が当たらないので、どうにもこうにも・・・と言ったところです。
AKBよりも当たらないので、どうしてよいのか…

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