2010年02月17日

SKE48初の研究生公演(2010.2.16)感想

行ってきました、名古屋まで。

AKB48初の研究生公演とSKE48初の研究生公演を両方見たことのあるファンの方はいらっしゃるんでしょうか。メディア関係者は私一人です(笑)。

SKE48の各公演初日、SKE48ホールコンサートも全部見ているメディア関係者もたぶん、この日で私一人となりました。本当に最後の歴史の証人になってしまいました。

今回は極めてヲタ的視点で感想を述べさせていただきます。
ですので、「スクランブルエッグの編集長」という立場はひとまず横に置いときます。

★セットリスト


まずはセットリストから(中身はPARTY公演でした)。

M01「PARTYが始まるよ」
M02「Dear my teacher」
M03「毒リンゴを食べさせて」
M04「スカート、ひらり」(須田、小木曽、木崎、矢方、秦、今出、後藤)
M05「クラスメイト」(磯原、間野、上野、半田、松村)
M06「キスはだめよ」(木下、阿比留、山田)
M07「星の温度」(須田、加藤、木崎、上野)
M08「桜の花びらたち」
M09「青空のそばにいて」
EC1「SKE48」
EC2「スカート、ひらり」
EC3「桜の花びらたち」

ハイタッチでお見送りつき。

★総評


うーん、どうやって説明するとわかりやすいかなぁ。

ひとことで言うと「東京から片道交通費1万円払って見にくるほどのことではなかった」というのが正直な感想ですが、名古屋に住んでる人にとってはそれなりに楽しめた公演だ、とすれば理解してもらいやすいのではないかと。

気になるのは前半の全体曲で「高揚感」みたいなものを感じなかったことかな。演じている研究生自身の動きや表情を見て私はそう思いました。

AKB48初の研究生公演のときって、客席に異様なほどの期待感があって、その空気に研究生たちがいい意味で飲み込まれて、結果的にいいパフォーマンスになった気がするんだけど、昨日の研究生公演ではそのように感じることができませんでした。

もちろん、客席はいつもと違った期待や高まりはあったことは確かです。

でも研究生たちは最初の3曲を見てる限りでは、あんまり張り詰めたものを感じることができませんでした。

私はチームA、チームK、チームS、SKE48研究生の「PARTY公演」を見てきたわけですが、昨日のSKE48研究生公演に欠けてるものは私なりに何だろうと考えてみると、「よっしゃ、やってやるぞ!」「なにがなんでもやってやる」という我武者羅(がむしゃら)さや、「失敗してもいいから思いっきりやる」「見てくれる人にプロとして楽しんでもらう」気持ちが足りないような気がします。

それはいろんな理由と事情があるだろうから、一概に責めるつもりはないんだけど、研究生公演といえば、もっと緊張したり舞い上がったりするものじゃないかと思うんだよね。でもそれが感じられないってどういうことなんだろうって思うわけ。

研究生にとっては「待ちに待った研究生公演」なわけでしょ。だから思いっきり舞い上がったっていいし、失敗したっていいから、とにかく一生懸命ひたむきにやることが大切なんじゃないかな。もちろんやってたのかもしれないけど。

2008年5月22日に行われたAKB48初の研究生公演についてのブログ記事、AKB48研究生公演がなぜ面白いかについての考察を読み返してみたけど、やっぱ昨日の公演ではそういった「ひたむきさ」は足りなかったような気がしました。

それは研究生自身だけのせいだけじゃないと思います。スタッフがこの「研究生公演の意味」の重要さをよくわかってないのかもしれないし、大事にしてないのかもしれない。実際にどうなのかは知らないですが、結果としてそう映ってしまったのはちょっと残念ですね。

チームSの日比谷野音の初ステージや、SのPARTY公演の初日っていったら、とてつもないエネルギーがパフォーマンスにあったはずだから、研究生にできないはずがないでしょ、って思うけどね。

チームAの最初の頃なんかみんな振りも下手くそだったけど、それでもみんな一生懸命やってたし、もちろんチームKもそうだった。

たまたま名古屋に行く新幹線の中で『週刊プレイボーイ』のAKBのブレイクヒストリーを読んだあとに「PARTYが始まるよ」公演を見たので、「あのときはたかみなは本当に一生懸命やってたよな、それを今でもやってるからな〜、秋元才加もそうだよな〜」とか感慨にふけったあとだったので、余計に「ひたむきさ」が足りないように見えてしまったんだ、きっと。

★研究生という微妙なポジション


AKBの研究生とSKEの研究生は微妙に立場や状況が違うので、簡単に「ひたむきさが足りない」というつもりはないです。

AKBと違ってSKEにおいては研究生とメンバーの立場や扱いの差はかなりはっきりしているので、SKEの中では研究生でいることでみじめな気持ちになってしまいかねない。ファンもやきもきさせられることは間違いないです。

でも「研究生公演」をするにあたって協力しあったり団結していかなければならないのに、そういうものが意外に伝わってこなかったかなぁと。

ただ、研究生という立場はメンバーとして生き残っていくためのサバイバルレースの最前線なわけだから、助け合うだけでなく、ライバルでなければならない。

そういう切磋琢磨(せっさたくま)な緊迫感がもっとあってもいいんだけどね。

AKBの研究生公演も最初のうちは緊迫感があったけど、今はどうなんだろう。ファンも応援してくれるし、ステージに立つと楽しいから、その先にあるものをちゃんと見すえて突き進もうって思ってる子はいるんだろうか。

そういう微妙な立場の子を応援するという行為はファンにとっては楽しいことには違いないでしょう。だから応援もするし、運営に文句も言う。

これからも研究生公演をやるんだったら、もうちょっと「気持ちのまとまり」を表現できるようにすることと、「研究生だから」といってスタッフは手抜きをしないでほしいってことかな。

★ユニット曲


かなりひどい書き方になるけど、この日のメモをそのまま載せます。

スカひら……なんか学芸会っぽい。
クラスメイト……えれぴょん・奥の亡霊が。上野はかわいいけど踊れない。
キスだめ……悪くはないけどもっと力を入れてほしい。これは回数こなせばうまくなる。
星の温度……歌が学芸会だからリアリティがなくなる。

「学芸会」という言葉を2回も使ってるということは、よっぽど「お遊戯感」を感じたんだろうと思うけど、「初日はだいたいそういうものでしょう」とあきらめるしかないかな。でもSはそんなことはなかったよなぁ、と思いつつ。

スカひらもメンツ的には悪くないからそのうちサマになってくるんでしょう。
「キスはだめよ」は結構いいです。木下は当然のこと、阿比留、山田もいい感じです。

★気になったメンバー


あんまり研究生に対して個別評価はしたくないけど、芸能界はいずれ不公平な生存競争にさらされる場所なので、心を鬼にしていいことも良くないことも残してみようかな。

個別ファンのみなさん、すみません。載ってても載ってなくても、厳しいことが書かれても大目に見てやってください。応援は従来どおり研究生本人へ手紙や声援などの方法でお願いします。

今回は「ヲタ的視点」がテーマなので、素直な感情を表現するために呼び捨て形式で書かせていただきます。

●木下有希子
どうして木下がこれほどまでに運営に推されているのかが、研究生公演を見てよくわかりました。

踊れることはこの16人の中でははっきりわかります。「桜の花びらたち」のすごく簡単な振りでもリズムの取り方が教科書を見ているようです。特技「ダンス」というだけあって、もちろんダンス経験はあるでしょうが、ダンスがとても器用な石田安奈よりも、基本的なリズムの取り方は木下のほうが上かもしれない。

でも木下が推されるのはただ単に踊れるから起用されているわけではないってこと。

しばらく見ないうちにステージで華が出てきてるし、かわいくなってるし、あかぬけてきてる。メンバー昇格も時間の問題かも。

●小木曽汐莉
顔のサイズが16cmしかないことで有名な小顔の小木曽ちゃん。踊れることはもちろんだけど、MCになんか好感が持てます。以前にも書きましたがSよりはKIIにフィットするような感じはあるかも。彼女もいつまでも研究生でいるタイプとは違う。

●須田亜香里
何事も一生懸命、そしてどんどん自分をアピールしてくる点ではタレントとしての基本的な資質はあるように思う。でもときにシンディみたいなうっとうしさを感じることはあるけど(苦笑)、それも個性でしょう。

●木崎ゆりあ、上野圭澄
アイドル的なかわいさは十二分にあるので、上の3人が昇格するようなことがあるとして、新しいチームEができるなら彼女たちと阿比留が核になるのかな。ただ、かすみんは踊れないのが難。きっとすごく練習してるはずなんだけど。でも努力し続けることは大切だと思います。あるとき急にできるようになることもあるし。遠くから上野を見てるとまゆゆに似てるので、判別用符号に「まゆゆクローン」とつけました。

公演の最後のほうで、この5人が並んだときがあって、うわって思った。
この5人と後ろの11人の差は結構あって、下手したらこの5人だけでいいんじゃないかと思っちゃうぐらいだから、あとの11人は結構頑張らないといけないね、きっと。

●山田恵里伽
まだそんなに目立ってないけど、この子は伸びしろがいちばんあると思う。必ず美人になっていくと思う。完成してないだけに、どういう風に伸びていくかが本当に楽しみ。スタッフは彼女がいい方向にちゃんと伸びていくのを支えてほしいです。後藤も小学生というのもあって、伸びしろはたくさんあるように思います。

あとどうしましょう。一人一人述べてもいいけど、次の研究生公演を見る方のためにも言葉少なめに触れておきます。

2期生の研究生はみんな頑張ってる。悪くない。一生懸命だ。応援したくなる。名前を挙げてない3期研究生との違いははっきりわかるんだけど、だからどうすればいいんだろうって考えたときに正直言葉に詰まる。頑張れば頑張った分だけ見返りがある世界じゃないだけに、ファンの気持ちになると切なくなってくる。阿比留とかすごく頑張ってるのになぁ。チームEができるときまで頑張り続けて、メンバー入りできなきゃやめるぐらいの覚悟でやるしかないね。るみるみもね。

名前が挙がっていない3期研究生も「この子を採って間違いはなかった」と思ってもらうためには人一倍の努力が必要だと思う。秦ちゃんとかルックス的にもキャラ的にも悪くないのに、前に出ようという気持ちが少ないから損してる。

★結局のところどうなんだ!?


元旦公演の感想で「研究生のレベルは驚くほど高い」と書いたんですが、最初に名前を挙げた5人がすごく目立ってたので、そう思ってしまったのかもしれません。

でもほかの11人も悪いわけではないし手抜きしてるわけでもない。一生懸命やってるのはわかるけど、「明日がどうなるかはわからないけど今を一生懸命やるしかない」的なひたむきさがまだ伝わってこないんだ。

MCで緊張して噛んだり、高まりすぎて早口になって聞きとりにくくなるのは、悪いことではなく、初の研究生公演というのが彼女たちにとってとても重要な意味があるんだということもよく伝わってきた。

だからこそ、MCだけでなく、パフォーマンスについてもうまく伝わりきれてない部分がたくさんあったように思う。

でもSの初日、KII2ndの初日って「やってやるぞ!」っていう気持ちがはっきりとパフォーマンスの中に出てた気がする。

それがメンバーと研究生の違いと言ってしまえばそれまでだけど、ちょっとした気持ちの切り替えでうまくいくことはたくさんあるから、本当はスタッフ側ももう少しサポートしてあげるべきではあると思う。

でも現実、そこまではサポートしきれないし、逆の言い方をすればあまり手厚くサポートすべきではないという考え方もある。

そんな中でできることはファンの視線でしかないのが現状。ただ声援を送るだけでなく、それ以外に何かできることはないかというと、手紙を書く、ブログに書く、グッズをたくさん買うぐらいしかないのかもしれない。だけど、売れてないころのアイドルってファンの応援に精神的に支えられている部分が大いにあるので、できることをやるしかないよなぁっていうのが素直な感想。

以前はファンの立場で、ファンとしての応援の限界を感じたことで今はメディアの側に身を置いている私ですが、メディアの側にいたってできることは限られてるものです。

こうやって「歴史の証人」になって見守ることぐらいしかないんですよ、実際は。

でも「見ているぞ」ということだけは発信していこうとして、今回、名前が挙がっていない研究生の発奮材料になってくれればという、かすかな応援もしているつもりです。

これは私の感想なので、とにかく次の研究生公演があって抽選に当たればその機会にみなさん、ご自分の目でお確かめください。


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posted at 20:27│コメント(6)SKE48 

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この記事へのコメント

1. Posted by 研究生   2010年02月18日 00:01
4 どんなに厳しくても構わないので他の三期生についてコメントをして下さい。
よろしくお願いします。
2. Posted by 名無しくん   2010年02月18日 12:27
うーん…俺は初めてSKEの公演を見に行ったが今出・上野・後藤・須田・木崎・木下が良かったな。(ルックスが)
3. Posted by (に^×^も)   2010年02月18日 23:53
AKB48の研究生公演を見たことが無いので比べることが出来ないのですが、個人的には公演を見て「あぁ、やっぱり研究生だな」と妙に納得したところがあります。
むしろ、物足りないくらいの方がちょうど良いのかもしれないという気もしています。

私のように、ステージにほとんど立たせてもらえないままSKE48を去ってしまった研究生を推していた立場としては、運営サイドの一方的な評価しか聞かされずに実際のステージに立たせたらどうなのかわからない状態からようやく脱却できたというところです。

これから公演を重ねることで、彼女たちがどのように経験を積んでいくのか、そして彼女たちに何が足らないのかをしっかり見ていければいいのではないかと思います。
4. Posted by イナグマン48   2010年02月19日 01:18
SKE研究生公演の評価ありがとうございます。
ここまで個別に評価できるだけでも凄いと思います。名前の上がらなかった研究生も公演に向けて頑張っていたと思いますが。名前挙げてもらえなった子が次見たときに総評してもらえることを願います。
5. Posted by 三期生   2010年02月19日 02:40
どうか名前の上がらない研究生の個別評価をお手数ですがお願いします。厳しくて構いませんので。
6. Posted by スクランブルエッグ編集長   2010年02月21日 12:36
たくさんのコメントありがとうございます。

3期生個別のコメントについてですが、「こうしたら良くなる」というのがパッと見えてくれば書きやすいのですが、そういう感じでもなかったので、書きづらいので印象だけ。
今出……阿比留と内田眞由美に似てる
半田……まずはダイエットから
松村……メイド色を出すのか消していくのか微妙
矢方……謙虚さを忘れずに

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