2009年07月09日

「AKB48 選抜総選挙開票イベント 神様に誓ってガチです」雑感

見てきました。

メンバーの素の表情がファンの前でこんなにリアルに垣間見れるイベントは久しぶりです。

ちょっと前、7月1日の東京ドームでの始球式直後、別室で会見を行うときにメンバーたちが会見場に移動するときにたまたま目の前を通り過ぎるときの表情を見たんですが、そのいきいきとした喜びに満ちた表情は今も忘れることはできません。

その前はというと……2006年11月日本青年館での「ばら組」「ゆり組」の発表のとき。

その前は一番最初の「PARTYが始まるよ」(チームがひとつしかなかったとき)の千秋楽が終わって幕が降りてお客さんがすべて退出したあともステージで車座になって泣いていたとき。

その前は「PARTYが始まるよ」の初日前日の関係者向けゲネプロの自己紹介のときにガチガチに緊張していたとき。特になっちゃんは緊張のあまり泣き出してしまいました。

私はファンの方たちと同じぐらい何度も劇場に通って見ることができないので、毎日のようにメンバーたちの表情を観察することはできないんですが、たまにファンの方たちが見ることができない素の表情に遭遇することもあります。

そういう素の表情を見るたびに、この子たちをなんとか応援したいな、応援してて良かった、と思うわけです。それは私だけでなく、スタッフの方、家族の方もそう思っているはずです。懸命に生きている姿に感動して、また頑張ろうという気になるんだと思います。

■オープニング


昨日のオープニングのときに出てきたメンバーの不安そうな顔といったらありませんでした。見たことのないような緊張したというか、苦しい顔です。緊張しているのはメンバーだけで、スタッフやファンのみなさんはふつうにイベントとして楽しんでいた感じがあり、それはそれで良かったのではないかと思います。

グループアイドルの人気投票をガチでやって公表する是非についてはいろいろな意見もあると思いますが、その日秋元康プロデューサーがおっしゃってたように「芸能界という世界は常に順番をつけられる世界」なので、今、AKBの世界の中で順番がつけられなくても、いずれ外の世界で順番をつけられることになるわけだから、それなら今体験して、いろんな思いや感情を糧にしていってもらいたい、といった趣旨で行われたようです。

私自身も取材の場で「立ち位置」をいつも配慮せざるを得ません。こちらで決めるよりは主催者に決めてもらいたいものです。「週刊プレイボーイ」の「天下統一ファイル」のような不可解な順番は各方面に余計な憶測を招くばかりなので、あまりそういうことには立ち入りたくないというのがこちら側の本音です。

■発表


21位から13位の発表、30位から22位の発表、12位から1位の発表の順で行われました。

選ばれるとひとことずつコメントを言うのですが、このコメントで各メンバーの飾らない表情や考え方を知ることができるので、3000円はちょっと高いかもしれないけど、この場でしか伝わらないものがあるという意味では見る価値は十二分にあったでしょう。

速報、中間発表と比べて順位が思った以上に変動していますから、やはり一喜一憂はあります。私は中間報告をプリントして、そこに開票結果を書き込んでいましたから、ドキドキ感は他の方よりはなかったですが、秋元才加(22→23→12)、佐藤亜美菜(15→18→8)の結果には場内がどよめき、温かい拍手が寄せられたことは言うまでもありません。

結果だけ見れば中間発表と大きく変わったわけではないにせよ、多少の明暗は出るわけで、中田ちさと、藤江れいな、仲川遥香、仁藤萌乃、野呂佳代らはきっと厳しい現実を目の当たりにしたと思います。一方、佐藤由加理、浦野一美、大堀恵にとっては投票結果が励みになったことは間違いありません。

一体、どんな層がどのような投票行動をしたのかは容易に想像はできないんですが、意外とAKB48のファン、しかもわりとAKB48を劇場で何度も見ているファンが、メンバーの頑張りに対して素直に、ときには何枚もCDを買って投票したことがこのような結果につながったようにも見えます。そういう意味ではファンの良心がこの結果に結びついたと言ってもいいでしょう。

■発表されたことによる波紋


ドキュメンタリ映像の中で、私もコメントを求められ、「当落選上に注目」という部分が流されました。21位と22位、30位と31位に(そして12位と13位にも)明暗があるけど、そのあたりにいるメンバーは励みになる材料がいっぱいあると思ってそのように言いました。

ほかにもいくつか質問されたのですが、その中で、「選抜総選挙がメンバーやファンにもたらすものは?」という部分について、ここで残しておこうと思います。

「今回の総選挙はつまり人気投票で、人気とはつきつめると“好感度”だと思います。芸能人・タレントには好感度が常に必要で、投票結果が発表されることで現在の好感度の位置を知ることができ、予想と現実の違いもはっきりします。またもう少しで選抜入りできそうなメンバーやファンにはとても励みになります。

一方で、今回投票結果が明かされないメンバーやファンがどういう気持ちになるのか、これから何を指標にして頑張っていけばいいかがこの選抜総選挙だけでは見えてこないので、その部分についてはスタッフ側がなんらかのフォローをするなり、別の日のあたる場所を見つける必要もあるのでは」

といったことを話しました。そのフォローのひとつが『週刊AKB』になるのだろうと思います。

イベントが終わったあとにちょっとだけ心配になったのは、この結果はいろんな用途に使えてしまうので取り扱いには注意しないといけないなぁと。

たとえば、メンバーや研究生の卒業勧告にだって使えないことはないわけで、そのとき「選抜総選挙の結果」という資料はものすごく有効に使えてしまうわけです。いわば「成績表」みたいなものですから、これを長期間にわたって使われては困ります。と考えると1年か1年半ぐらいに一度はやらないといけないなぁと思ってみたり。

いい方向で考えれば、この結果から事務所所属への道すじが広がる可能性があるということでしょうか。

■終わってみて


手作り感がいっぱいで常連ファンにとっては楽しくて仕方ないイベントだったように思います。私もファンのみなさんも知っているスタッフが総出でイベント演出にかかわり、メンバーはガチコメントをし、最後には秋元康さんもファンに向けて初めてちゃんと話したわけですから、前からAKB48、SKE48を好きだった人はもっと好きになれたというか、好きで良かったと思えるようなイベントでした。

そして、篠田さんは卒業したくないんだ、とか前田あっちゃんはAKBに一生を捧げるぐらいのつもりでいたんだ、とか、いろんな発見もすることができました。そのあたりについてはちょっと時間がかかるかもしれませんが実況風にしてイベントレポートを作りたいと思っています。ひとまず熱が冷めないうちに。

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posted at 21:13│コメント(1)AKB48 | アイドル論

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この記事へのコメント

1. Posted by ピーナッツ   2009年07月19日 23:52
順番を知る事は大事なコト…、でも、順番を感じすぎたり、縛られたり、振り回されたりしないように、それぞれ、頑張ってほしいものです。AKB内での順番なんて、外の世界では、何の関係もないのですから…。

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