2009年06月24日

AKB48 チームAのゆくえ

6月21日(日)、久々にチームA公演(おやつ公演)を見ました。

チームAはどのぐらい久々かというと……今年初です(苦笑)。K、B、研究生、S、KII、は今年になって何回か見ているのですが、チームAとはあまり縁がなく、気がついたら半年が経ってしまいました。

大島麻衣さん、川崎希さんが卒業し、この日はさらに板野友美さん、篠田麻里子さん、峯岸みなみさんが休演でした。

実のところ、現在のチームAについて特にコメントすることがあるわけでもないのですが、はたしてこのままいいのかというと決してそうではないわけで、旗揚げ初日から見ている数少ない立場から今思うことを少し述べてみたいと思います。

■AKB48の命運を握っている初期メンバー


今現在チームAに残っている初期メンバーは板野友美、小嶋陽菜、佐藤由加理、篠田麻里子(厳密に言うと初期ではないです)、高橋みなみ、前田敦子、峯岸みなみの7人。いずれも大手事務所に所属してソロでも活躍しています。

ソロでの仕事が多いだけに劇場公演を休演することも多く、A4thリバイバル公演あたりから“実質研究生公演”などと揶揄(やゆ)されたりした時期もありました。

彼女たちの活躍がAKB48の命運を握っているのは事実で、彼女たちが活躍してくれないと、AKB48というプロジェクトは失速していくに違いありません。

逆もまた真で、ソロで活躍している個々のメンバーたちも“AKB48のメンバー”というブランドがなければ人気も仕事も今のようには続いていかないことでしょう。

その微妙なバランスの上にチームAの初期メンバーが存在しているので、なかなか思いきったセットリストが組めない状況になってきつつあるようにも感じます。

■チームAは個人商店


チームA 5th Stage『恋愛禁止条例』は私にとっては何回聴いても飽きない好きなセットリストで、今公演中のK、B、Sどれと比較しても遜色のないものだと本気で思っています。

楽曲としてはどれもそれぞれ魅力的ですが、ステージ全体のまとまりや“チームとして”の楽しみで言えば、S、K、研究生、KIIと続き、AとBが最下位争いをしているというのが今の私の正直な感想です。あくまでも主観的な感覚なのですけど。

現在のチームAは初期メンバー7人+研究生から昇格したメンバー6人の13人で、『恋愛禁止条例』公演が始まった当初はかなり実力差があったように感じましたが、日曜に見た感じではさほど差があるわけでなく、もう誰が休演しても「今のチームA」としての公演のクオリティは確保できているのではないかと感じました。

メディア関係者やファンの方もよくたとえますが、「チームAは個人商店の集合体」です。『AKBINGO!』でも「チームAは自由」などと自ら言ってますからおわかりでしょうが、「他のメンバーにおせっかいはしないかわりに、自分のことは自分で責任を持ってやる」という特徴がチームAにはあります。

ですから誰か一人がとんでもなくいいときもあれば、誰かが手抜きしていても他のメンバーは指摘しないという、野球で言えばヤンキースや巨人のようなスター選手の集まりのようなチームです。

ですから昨年、はじめてノースリーブスの3人が『恋愛禁止条例』公演に出演し、ほかの誰よりも完璧にこなしたたかみなには涙が出る思いでしたし、“省エネダンス”などとささやかれつつも、この前のおやつ公演でのあっちゃんは今までにない凄みが出ていて、さすが初期メンバーは本気を出すとまったく次元の違う世界にまで連れてってくれるものだと妙な安心感とうれしさを感じるのです。

■安心感と違和感の中で


ただし、初期メンバーは出たり出なかったりするものですから、いつも見てる側は安心感と違和感の中を行ったりきたりしてるのではないかと思うんです。半年間見ていないので「思う」としか言えないんですが、そのたとえは決して外れていないはずです。

これをどのように解消していけばいいのでしょうか。

それがチームAに残された大きな課題なのです。

この2日間ほど、自分の思考をまとめるために取材ノートに3ページほど走り書きをしました。チームAのためにこれだけ脳を働かせたのは久しぶりです(笑)。

そろそろ新しいセットリストの構想をする時期でしょうから、ブログで書くにしたってあまりいい加減な思いつきで書きたくないなぁと。とか言いつつ、結局流れにまかせて書いております(苦笑)。

結局のところ、初期メンバーをどのように活かし続けていくかなんでしょうが、そちらばかりを考えると昇格メンバーがいつまでたっても溶け込めない可能性もあるのではと。

日曜のMCを見てる限りではみゃおだけが自然に溶け込んでいて、ほかのメンバーもそれなりに存在感を示しているものの、初期メンバーには気をつかっているようにも見えます。むしろ研究生の松井咲子さんのほうが堂々としていて、見ていてチームAに全く違和感がなかったようにも感じました。

■初期メンのあるべき姿


私の考える初期メンバーのあり方はこうです。

「初期メンバーは他のすべての後輩たちから尊敬され、見本となるような高レベルのパフォーマンスを見せるか、その人にしかできないオリジナリティの高いタレント性を示さなければならない」

厳しいことを言えばそれがなくなってしまったら後輩のためにも、AKB48のためにも卒業してもらわなきゃいけない、ぐらいの緊張感を持ってやるべきものではないかと思うわけです。実際できるかどうかは別として。

ですから、“あこがれの先輩”たちに敬意を表したユニット曲、ソロ曲、ソロパートは用意すべきと考えます。

でもそれだけでは同じチーム内の後輩が育ってきません。

じゃあどうするか。

初期メンバーの誰かが休演したときに出演メンバーがスライドしていくよりは、ひまわり組のようにアンダーをメインにしてあげたほうが育っていくのでは、という気がします。チームAは自由で自己責任のチームです。頑張れば初期メンバーよりもしっくりくることもあるでしょう。

結果的にスライドすることはあっても初期メンのアンダーをあらかじめ割り振って責任持ってセンターをやらせないと伸びるものも伸びないのではないかと思います。それでメインを食ってしまえばいいわけですから。

もうひとつの方法はB公演、研究生公演をほぼ同じセットリストでやっているように、「特A公演」と「A公演」あるいは、「A公演」と「A'公演」などと結果的にファンからささやかれてもいいからゴージャスバージョン、ノーマルバージョンで若干セットリスト変えてもいいんじゃないかな、とさえ思います。

ゴージャス公演は多少値段上げてもどうしても見たきゃ見るし。ただし、ゴージャスメンバーはよほどのことがない限り突然の休演は許されないということで。そうすればメンバーもファンの士気も上がるかもしれません。

また、たまにはサプライズで卒業生に1〜2曲出てもらうのでもいいんじゃないですか?


とはいえ、そもそもファンがチームAに何かを望んでいるのかどうかがいまいちわからないんですね。

それぞれ推しているメンバーのことは応援してても、チームを応援しているかどうかはよくわからない。KやBやSのチームファンはいるけれど、今でもAというチームのファンは存在するんでしょうか。私がチームAを最近見てないので、そのあたりの空気がつかめておりません。

初めての方が多く、初めての方にはあっちゃんや麻里子、たかみな、ともちん、こじはるら(笑)を生で近くで見たいという希望はあるはずですので、公演をする意味はすごくあるのでしょうが、常連はたぶん研究生からの昇格メンバーを見ているような気がします。私自身は初期メンと現研究生をどうしても見てしまいがちです。

■チームAはどこに行くのか


チームAはどこに行くのか。

「どこに行くのか」ではなく、今のチームAは「どこに行きたいか」が今後のテーマでしょう。

昔だったらそれはファンのみなさんが決めてたような気がします。ファンがすべてを決めるわけではないにしろ、秋元康プロデューサーがちゃんとファンの声を拾い上げてくれてたような気がしますし、ステージ内容やサプライズやセットリストに反映させてくれてたんじゃないでしょうか。

最近のファンの方たちは「あるがままを受け入れる」方が多くて(それしかできないというあきらめもあるかもしれません)、どうも変化が起きにくくなっているような気がしてなりません。

ファンが辛らつな意見を言わなくなったということは、面白くなくなったのか、刺さらなくなったのか、はたしてどうなんでしょう。このマイナスのスパイラルはあんまり良くないかもしれません。

私も強力プッシュしているSKE48が今は勢いづいているので、そっちへの書き込みやコメントはよくネット上で拝見しますが、AKB48の劇場公演の内容の是非については正直あんまり見かけなくなってしまいました。

これもメジャーになったというひとつの証ととらえるのか、刺さらなくなりつつある兆候なのかは今ははっきりとはわからないですが、チームAはAKB48、SKE48をリードしていかなければいけない立場にあるので、新しいセットリストはいろんな議論を交わせるようなものになってくれるといいですね。

そのために頑張るのは研究生から昇格してチームAのメンバーになったみんなだと思うよ。たまには「チームドリーム研究生」公演とかやってほしいよ。そうすればチーム入りして分かれ分かれになった元研究生と選抜研究生ですごいセットリストができるだろうし、それに初期メンに遠慮しなくてもいいぶっちゃけMCを見せてくれるような気がしてなりません。その日を夢見て頑張ってほしいです。


涙サプライズ!(DVD付)
涙サプライズ!(DVD付)
クチコミを見る

 このエントリーをはてなブックマークに追加
posted at 02:43│コメント(1)AKB48 | アイドル論

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 驚愕!AKB48の研究生・西川七海が解雇の理由の情報  [ くろこの日記 ]   2009年07月25日 17:50
なんと、AKB48の研究生・西川七海が解雇されたようだ。人気グループAKB48の研究生の西川七海が、7月25日付けで所属事務所から解雇されたという。西川七海に、研究生としての自覚に欠けた軽率な行動があったことが理由とされているようだ。AKB48の公式ブログ...

この記事へのコメント

1. Posted by ピーナッツ   2009年07月20日 00:02
チームA=読売ジャイアンツ
チームK=阪神タイガース
チームB=西武ライオンズ…のような気がします。
誕生した歴史も、特徴も違うのだから、それぞれの道を歩んでいってほしいと思います。

この記事にコメントする
(※スパム防止のため管理人の確認後に反映されます)

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Archives
記事検索