2008年03月06日
芸能界はサービス精神が重要
ある原稿を書いてたら、無性に文字が打ちたくなったので、ちょっとばかりうさ晴らしにブログを利用します。
芸能人は英語では「エンターテイナー」(entertainer)と呼ばれることが多くって、要するに「職業として人を楽しませる人」のことを指します。だから人を楽しませることができなければプロとは言えません。
ごくまれですが、売れはじめたアイドルが急に態度が大きくなって、それまで持っていたサービス精神がなくなってくる子がいます。秋葉原レベルでそんなことしててどうするのって思いますが。たいていそういう子はそのうちいなくなるか、自分の愚かさに気づいて元のサービス精神を取り戻すかします。
特にグラビアアイドルはライブをするアイドルとは違って、ファンに接する時間は短いので、その一瞬でファンの心をつかまないと次からイベントに来てもらえません。そういうことをマネージャーから教えてもらったり、直観的にわかってる子は、どんなに体調が悪くても、どんなに精神状態が悪くても笑顔を絶やしません。
ファンの側も経験値が高く、過去に痛い目に遭ってる人も少なくないことから、アイドルのちょっとした心境の変化、態度の変化は、アイドル本人が気づかないところまで敏感なものです。ファンをなめたらあかんぜよ。
経験値の高いファンは、アイドルの楽しませ方を知っているのです。どうやったらアイドルが喜んで笑顔をふりまいてくれるか、どうやったら自分のことを覚えてくれるかについて来る日も来る日も研究を重ねているのです。
そういう意味では、ファンだってアイドルに対してすごくサービス精神を持って接しているのです。サービス精神のないファンはアイドルから見たら存在価値がすごく低いのです。だから、アイドルを喜ばせるために、ふだん見せないような笑顔を無理してアイドルに振りまいたりするのです。
アイドルにインタビューをしたり、アイドルの写真を撮ったりするメディア側の人たちとてファンと同等のサービス精神が求められます。力関係上は、新人アイドルの場合には、メディアのほうが強いのですが、その上下関係がいつ逆転しないとも限りません。新人アイドルに対して横柄な態度をしているマスコミ関係者は、いつかしっぺ返しを食らうことになるでしょう。
そういうことを分かっているマスコミ関係者はアイドルに対してやさしくなれます。
逆な言い方をすれば芸能マネージャーはマスコミ関係者にやさしくなれるかどうかで、そのタレントが売れるかどうかも決まってくるとも言えるでしょう。
スクランブルエッグのような新人アイドルを主に扱っている媒体では、アイドルにやさしくないとやっていけません。アイドル本人にとって生まれて初めての取材がスクランブルエッグだったというのは、今となっては珍しくもないですが、取材する側の責任は重大です。
アイドルにとって「インタビューされるのは楽しいこと、写真を撮られるのは楽しいこと」と思って帰ってもらうことが私たちの役目でもあるのですから。そういうことをわきまえていない大きな媒体の人は新人をどうしてもないがしろにするので、最初にそんなつらい思いをさせられるのなら、最初ぐらいうちで楽しい体験をしてもらってから荒波にもまれたほうがいいのではないかと思う次第です。
こちらとしてはどんなにしゃべれない子だろうが若かろうが年をいっていようが、プロとしてアイドルに楽しんで帰ってもらえるような自信がついてきたので、これからもどんどん新人を紹介していけたらと思ってます。
そして、「スクランブルエッグの編集長に新人アイドルの写真を撮らせたらかなうものはいない」と評判が立つところまで写真の技術も極めていきたいものです。
スクランブルエッグのサイトではAKB48の記事で埋め尽くされているため、よほど編集長はAKB48にご執心だと思っておられる方も少なくないと思います。
確かにAKB48は好きですし、劇場初日から見ているという自負がありますので、コンテンツのレベルが下がらない限り、そしてAKB48のスタッフが私たちを不必要だと思わない限りは応援していきたいと思っています。
『アイドリング!!!』はWikipediaによると2006年10月30日スタートとなっています。AKB48が2005年12月8日だから10ヵ月ぐらい遅れてスタートしたようです。
実はその番組の企画段階で、どんな番組にするといいかというのを当時、スタッフに聞かれました。今だから言える話ですが。北川さんには相談にいかなかったそうです。
てっきり「どんな子をキャスティングしたらいいのか」について聞かれるものだと思ったら、「どんな番組にしたらいいのか」についてでした。キャスティングについてはほぼ決まっていたのかもしれません。
で、アイドル育成番組のようなことを考えていたようでしたが、現在のアイドルの状況や、過去からのアイドルが出る番組の流れからして、ベタなやり方として、「お笑いタレントがアイドルのボケをちゃんと拾ってあげることがどんなことより大切。それは芸人でなくてもアナウンサーでも可ですが、アイドルのやることなすことを引いたり押したりしてあげないとうまくいかない」と言った覚えがあります。
私の話を聞いたせいかどうかは知りませんが、MCの升野英知さんはその大役を見事に果たしているので、アイドリング!!!の成功は升野さんでもっているようなものではないかと個人的には思えるのです。
番組が始まってしばらくしてから、「あのときに聞かれたのがこの番組になったのか」とわかったのですが、正直どこまで続くのかわからなかったです。地上波で深夜放送されたり、インターネットを利用したオンデマンド放送によって徐々に認知度が上がってきたことで、ようやく軌道に乗ってきたようです。
何事も継続が大切なんですね。
私の行動は必ずしもアイドルの最先端を走っているわけではありません。アイドルの最先端を走っているのは、アイドルの商品を生産しているメーカーと、新しいアイドルを常にキャッチしようとアンテナを光らせているヲタの方々です。
メーカーとヲタ、ポジション的にはかなり違うのですが、それぞれの推すアイドルが合致したときには化学反応が起きてブレイクします。その例として適切かどうかはわかりませんが、一般的には南明奈、リア・ディゾンが、ちょっと前では紗綾、長崎莉奈がメーカー側、ファン側が騒いで祭りになった記憶があります。
うちの媒体は必ずしも最先端ではなく、ちょっとだけ遅れてきてはいるけど、一般的なアイドルファンよりはかなり早くアイドルを見つけて紹介するポジションだといっていいでしょう。
今は雑誌・テレビ系からの路線と、イベント・インターネット系からの路線と2本の線路があって、理想は両方がかみ合うのがいいけど、馬券みたいにどっちかが本線でどっちかが押さえのように、結果的にはどちらか得意な売り方に頼らざるを得ないのが現状でしょう。
マス(テレビ・雑誌)から攻めていくのか、インタラクディブ(イベント・インターネット)から攻めていくのか、いずれにせよ、動き出す基本は「おもしろい」もしくは「売れそう」というキーワードに集約されるでしょう。
資金があるときにはマスからが有効、資金がなくてもワントゥワンコミュニケーションが得意ならインタラクティブな方法で売っていけばいいでしょう。それが両方からうまくいっているのがAKB48なんですね。今はネガティブキャンペーンが張られているのでうまくいっているように見えないかもしれませんけど。
メーカーサイドは「売れそう」かどうかで動き、売れなくなったら手を引きます。
ヲタは「おもしろい」かどうかで動き、つまらなくなったら別のおもしろいものへ移転します。
それが最先端で動く人たちの論理です。非難しているわけではありません。そうせざるを得ないからそうなっているだけのことです。
スクランブルエッグのような“中途半端な”サイトは、ちょうどマスからのアプローチ、ヲタの反響を吸い上げるメディアとして実に都合が良くできている(笑)ので、その両方の最先端の最大公約数、最小公倍数に、編集長としての“勘”を加味してサイトを構成しているというわけです。
もしこのサイトがなかったら困る人たちが実はすごくたくさんいるかもしれません。そういう意味では人の役に立っているのではないかと思います。お金も儲からないし、アクセス数も平行線ですけどね(苦笑)。
それでも「継続は力」なので、これからもきっと何かいいことがあると思ってやり続けるしかないのかな、と思っている次第です。
★サービス精神はファンにも業界人にも必要
芸能人は英語では「エンターテイナー」(entertainer)と呼ばれることが多くって、要するに「職業として人を楽しませる人」のことを指します。だから人を楽しませることができなければプロとは言えません。
ごくまれですが、売れはじめたアイドルが急に態度が大きくなって、それまで持っていたサービス精神がなくなってくる子がいます。秋葉原レベルでそんなことしててどうするのって思いますが。たいていそういう子はそのうちいなくなるか、自分の愚かさに気づいて元のサービス精神を取り戻すかします。
特にグラビアアイドルはライブをするアイドルとは違って、ファンに接する時間は短いので、その一瞬でファンの心をつかまないと次からイベントに来てもらえません。そういうことをマネージャーから教えてもらったり、直観的にわかってる子は、どんなに体調が悪くても、どんなに精神状態が悪くても笑顔を絶やしません。
ファンの側も経験値が高く、過去に痛い目に遭ってる人も少なくないことから、アイドルのちょっとした心境の変化、態度の変化は、アイドル本人が気づかないところまで敏感なものです。ファンをなめたらあかんぜよ。
経験値の高いファンは、アイドルの楽しませ方を知っているのです。どうやったらアイドルが喜んで笑顔をふりまいてくれるか、どうやったら自分のことを覚えてくれるかについて来る日も来る日も研究を重ねているのです。
そういう意味では、ファンだってアイドルに対してすごくサービス精神を持って接しているのです。サービス精神のないファンはアイドルから見たら存在価値がすごく低いのです。だから、アイドルを喜ばせるために、ふだん見せないような笑顔を無理してアイドルに振りまいたりするのです。
アイドルにインタビューをしたり、アイドルの写真を撮ったりするメディア側の人たちとてファンと同等のサービス精神が求められます。力関係上は、新人アイドルの場合には、メディアのほうが強いのですが、その上下関係がいつ逆転しないとも限りません。新人アイドルに対して横柄な態度をしているマスコミ関係者は、いつかしっぺ返しを食らうことになるでしょう。
そういうことを分かっているマスコミ関係者はアイドルに対してやさしくなれます。
逆な言い方をすれば芸能マネージャーはマスコミ関係者にやさしくなれるかどうかで、そのタレントが売れるかどうかも決まってくるとも言えるでしょう。
スクランブルエッグのような新人アイドルを主に扱っている媒体では、アイドルにやさしくないとやっていけません。アイドル本人にとって生まれて初めての取材がスクランブルエッグだったというのは、今となっては珍しくもないですが、取材する側の責任は重大です。
アイドルにとって「インタビューされるのは楽しいこと、写真を撮られるのは楽しいこと」と思って帰ってもらうことが私たちの役目でもあるのですから。そういうことをわきまえていない大きな媒体の人は新人をどうしてもないがしろにするので、最初にそんなつらい思いをさせられるのなら、最初ぐらいうちで楽しい体験をしてもらってから荒波にもまれたほうがいいのではないかと思う次第です。
こちらとしてはどんなにしゃべれない子だろうが若かろうが年をいっていようが、プロとしてアイドルに楽しんで帰ってもらえるような自信がついてきたので、これからもどんどん新人を紹介していけたらと思ってます。
そして、「スクランブルエッグの編集長に新人アイドルの写真を撮らせたらかなうものはいない」と評判が立つところまで写真の技術も極めていきたいものです。
★『アイドリング!!!』誕生の秘密
スクランブルエッグのサイトではAKB48の記事で埋め尽くされているため、よほど編集長はAKB48にご執心だと思っておられる方も少なくないと思います。
確かにAKB48は好きですし、劇場初日から見ているという自負がありますので、コンテンツのレベルが下がらない限り、そしてAKB48のスタッフが私たちを不必要だと思わない限りは応援していきたいと思っています。
『アイドリング!!!』はWikipediaによると2006年10月30日スタートとなっています。AKB48が2005年12月8日だから10ヵ月ぐらい遅れてスタートしたようです。
実はその番組の企画段階で、どんな番組にするといいかというのを当時、スタッフに聞かれました。今だから言える話ですが。北川さんには相談にいかなかったそうです。
てっきり「どんな子をキャスティングしたらいいのか」について聞かれるものだと思ったら、「どんな番組にしたらいいのか」についてでした。キャスティングについてはほぼ決まっていたのかもしれません。
で、アイドル育成番組のようなことを考えていたようでしたが、現在のアイドルの状況や、過去からのアイドルが出る番組の流れからして、ベタなやり方として、「お笑いタレントがアイドルのボケをちゃんと拾ってあげることがどんなことより大切。それは芸人でなくてもアナウンサーでも可ですが、アイドルのやることなすことを引いたり押したりしてあげないとうまくいかない」と言った覚えがあります。
私の話を聞いたせいかどうかは知りませんが、MCの升野英知さんはその大役を見事に果たしているので、アイドリング!!!の成功は升野さんでもっているようなものではないかと個人的には思えるのです。
番組が始まってしばらくしてから、「あのときに聞かれたのがこの番組になったのか」とわかったのですが、正直どこまで続くのかわからなかったです。地上波で深夜放送されたり、インターネットを利用したオンデマンド放送によって徐々に認知度が上がってきたことで、ようやく軌道に乗ってきたようです。
何事も継続が大切なんですね。
★「おもしろい」の次に来るもの
私の行動は必ずしもアイドルの最先端を走っているわけではありません。アイドルの最先端を走っているのは、アイドルの商品を生産しているメーカーと、新しいアイドルを常にキャッチしようとアンテナを光らせているヲタの方々です。
メーカーとヲタ、ポジション的にはかなり違うのですが、それぞれの推すアイドルが合致したときには化学反応が起きてブレイクします。その例として適切かどうかはわかりませんが、一般的には南明奈、リア・ディゾンが、ちょっと前では紗綾、長崎莉奈がメーカー側、ファン側が騒いで祭りになった記憶があります。
うちの媒体は必ずしも最先端ではなく、ちょっとだけ遅れてきてはいるけど、一般的なアイドルファンよりはかなり早くアイドルを見つけて紹介するポジションだといっていいでしょう。
今は雑誌・テレビ系からの路線と、イベント・インターネット系からの路線と2本の線路があって、理想は両方がかみ合うのがいいけど、馬券みたいにどっちかが本線でどっちかが押さえのように、結果的にはどちらか得意な売り方に頼らざるを得ないのが現状でしょう。
マス(テレビ・雑誌)から攻めていくのか、インタラクディブ(イベント・インターネット)から攻めていくのか、いずれにせよ、動き出す基本は「おもしろい」もしくは「売れそう」というキーワードに集約されるでしょう。
資金があるときにはマスからが有効、資金がなくてもワントゥワンコミュニケーションが得意ならインタラクティブな方法で売っていけばいいでしょう。それが両方からうまくいっているのがAKB48なんですね。今はネガティブキャンペーンが張られているのでうまくいっているように見えないかもしれませんけど。
メーカーサイドは「売れそう」かどうかで動き、売れなくなったら手を引きます。
ヲタは「おもしろい」かどうかで動き、つまらなくなったら別のおもしろいものへ移転します。
それが最先端で動く人たちの論理です。非難しているわけではありません。そうせざるを得ないからそうなっているだけのことです。
スクランブルエッグのような“中途半端な”サイトは、ちょうどマスからのアプローチ、ヲタの反響を吸い上げるメディアとして実に都合が良くできている(笑)ので、その両方の最先端の最大公約数、最小公倍数に、編集長としての“勘”を加味してサイトを構成しているというわけです。
もしこのサイトがなかったら困る人たちが実はすごくたくさんいるかもしれません。そういう意味では人の役に立っているのではないかと思います。お金も儲からないし、アクセス数も平行線ですけどね(苦笑)。
それでも「継続は力」なので、これからもきっと何かいいことがあると思ってやり続けるしかないのかな、と思っている次第です。

