2008年02月11日

EOS40D セカンドインプレッション

昨年11月にCANON EOS40Dファーストインプレッションの記事を書きました。

それから約3ヵ月が経ち、撮影した枚数も17,000カットになりましたので、ファーストインプレッションからの違いを残しておきたくなりましたので興味のある方はちょっとだけお付き合いを。

★AFの向上は明らか


30Dは記者会見やライブ撮影のときには40Dと2台体制で使用していますが、メインのカメラは40Dに移行しました。

その理由としてはいちばんは「オートフォーカスの速さ」といえましょう。一説によると1D MarkIIIより速い(本当?)とも言われている40DのAFは確かに30Dよりは速いです。ただし蛍光灯下でのEF24-70mmF2.8Lのレンズでの合焦は30Dよりはかなり改善されたものの、まだときどき後ピンになってしまいます。その他のレンズでは特に問題はありません。

一度ちゃんと本体とレンズをまとめて調整に出したいものの、毎週取材しているとなかなかそういう時間が取れないのがつらいところです。

★液晶問題


私を悩ませた液晶問題ですが、ようやく少し慣れてきたという感じでしょうか。

コテコテな液晶の色調に慣れてくると今度は30Dのナチュラルな色調が淡白に見えてくるから慣れとは恐ろしいものです。

蛍光灯とタングステンが混ざっている会場での取材では、その微妙な光源の違いを的確に表してくれて重宝しているのですが、困ったことに、これは「的確」ではなくて「誇張」しているということがつい最近わかりました。

というのは、グラビアの撮影で照明2灯とレフ板を持って40Dの液晶で影の出る具合を調整しようと見ると、誇張されているものだから、いつまで経っても影の出方が思いどおりにならないのです。というか妥協するレベルに到達するまでに時間がかかりすぎてしまうのです。

「しょうがないからこのへんであきらめて撮り始めるか」と思って撮ったデータを事務所に戻って見てみたらまったく問題なかったという(苦笑)。時間かけて苦労してライティング決めたこと自体は無駄ではないのですが、取材の現場ではあまりタレントを待たせるわけにはいかないので、妥協点を早く見出したいのです。

ライティングの勉強には役立つ液晶ですが、誇張しすぎた液晶にはこれからも泣かされそうです。

★バッファはかなり大きい


DIGIC IIIになったこともあり、RAWで撮っているときのCPUに溜め込まれたバッファは旧来の20D、30Dと比べるとかなり大きいです。Webサイト用に取材するうえでそもそもRAWで撮る必要はあまりないのですが、現像するときにかなり調整が効くので、RAW撮影の楽しみを知ると、ついつい使ってしまいがちで、そのおかげでCFやハードディスクの残り容量をいつも気にしなければいけなくなりました。

20DはJPEGで撮るには問題ないですが、RAW撮影には厳しい。30DではRAW撮影は気になるような問題はほとんどありませんが、記者会見や連写の際にはごくたまに待たされることがあります。40Dのように余裕はあったほうがいいことは確かです。

★クリップオンストロボのバウンス(orディフューズ)撮影


これは40Dのインプレッションとは違います。

秋葉原イベントの撮影タイムでファンの方も高価な一眼レフを使って多くの方が撮影にのぞんでいらっしゃいます。直接ストロボの光を当てると顔だけがテカった感じになったり影が強く出るのが気になる方はバウンサー、ディフューザーを使っている方も多いですね。

かくいう私も以前からいろいろ試していますが、まだこれといった正解はありません。

ただ、同じような悩みをお持ちの方も多いので簡単にディフューザとバウンス撮影について簡単に使用感を残しておきます。

●オムニバウンス
クリップオンストロボにつける白いプラスチックの箱のことです。いちばん手軽なので使っている人も多いです。私も最初はこれを試しました。

確かに光を拡散しますが、思ったほどディフューズした効果が得られなく、光量不足がかなり起きるので、今は使っていません。
http://www.oriental-hobbies.com/list/maker054.html
http://www.ginichi.com/shop/flash_acc/detail/om.html

●ハーバー ストロボデフューザー
ストロボの発光部に白い布をかぶせるタイプ。大きいとそれなりにディフューズ効果はあります。今でも場所によってときどきLサイズのものを使います。これも影がなくなるわけではないですが、暗いところでわりといい感じに拡散してくれます。
http://shop.kitamura.jp/GoodsPg/18143

●ルミクエスト ミニソフトボックス
ちょっと前に買ったんだけど、クリップオンストロボ本体にマジックテープのシールを貼るのが嫌でまだ使ってません。

ミニソフトボックスは前面にしかディフューズ面がないので、別のがいいのかも。ただ、あんまりかさばると他の人に迷惑になったりハンドリングが悪くなるので取り扱いは難しいのかなぁ。

http://www.ginichi.com/shop/flash_acc/flash_acc_01.html

「シンクストラップ」という、ストロボ本体に巻くだけで装着できるものがあるので、それを買えばいろんなものが試せます。実はシンクストラップは買ったので今度ミニソフトボックス試してみようと思います。
http://www.ginichi.com/shop/flash_acc/detail/cinchstrap.html

●a better bounce card
カメラ雑誌を見てGARYFONTのLightsphereというディフューザが気になって本気で輸入購入しようかと思って購入フォームに入力しかけたんだけど、その途中で「a better bounce card」という、おもろいものがあるのを見つけたので、それを自作してみて、現在効果を試している途中です。

天井バウンスができるような条件だと、本当は天井バウンスのほうがいいんですが、そうするとストロボのチャージに時間がかかり、枚数がたくさん撮れません。外部バッテリーをつけるつもりは今のところないので、それに替わるものはないかと試している中でのひとつの方法です。

http://abetterbouncecard.com/
にこの方法を考案した人がムービーで解説してるので、それ見ると結構楽しいです。眠くなるという説もありますが(苦笑)。

要は、台形の白い紙を自分で作って、ストロボに巻きつけて天井バウンス+前面反射を組み合わせてディフューズ効果を狙うというものです。

で、http://www.archive.org/details/JeffTindallABetterBounceCardTemplateに、そのbetter bounce cardを作るためのテンプレート(型紙)が置いてあるので、それをダウンロードしてプリントします。

次に、紙なんですが、薄い紙だとくしゃくしゃになります。厚紙だと折り目がつきます(笑)。プラスチックは折れます(笑)。適度に分厚くて折れない、割れないものだけどふにゃふにゃできるものを探す必要があります。

東急ハンズで最適な素材を見つけました(笑)。クッション材なので、日曜大工のフロアにあります。
http://www.hands-net.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=01000010141
確かこの2ミリ厚のだったような気がします。袋から出すとちょっとプラスチック臭いけど、使っていれば臭いはなくなります。ぐにゃぐにゃにもなるし、ちょうどいい堅さ(柔らかさ)を持ってます。

これを買ってきて型紙に合わせて切って、シンクストラップで巻きつけりゃ、確かに「ちょっとましなバウンスカード」と言えます。近くから撮ると影はなくなるわけではなく、下のほうに薄く影が出ますので使用するときにはテストしてください。

http://www.scramble-egg.com/artist/kajiura_aiko/04peach.htmは2会場(ソフマップ アミューズメント館と石丸電気SOFT1)で両方試しています。

壁から離れれば影は少なくなりますが、壁に近くなればどうしても影は写り込みます。若干ディフューズされているのが……後処理してるんでわかんないかも(苦笑)。まだ「これ」といった決定的なものではないですが、いろんな選択肢のうちのひとつとしてはアリだと私は思ってます。
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posted at 23:16│コメント(0)カメラ 

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