2009年06月24日
AKB48 チームAのゆくえ
6月21日(日)、久々にチームA公演(おやつ公演)を見ました。
チームAはどのぐらい久々かというと……今年初です(苦笑)。K、B、研究生、S、KII、は今年になって何回か見ているのですが、チームAとはあまり縁がなく、気がついたら半年が経ってしまいました。
大島麻衣さん、川崎希さんが卒業し、この日はさらに板野友美さん、篠田麻里子さん、峯岸みなみさんが休演でした。
実のところ、現在のチームAについて特にコメントすることがあるわけでもないのですが、はたしてこのままいいのかというと決してそうではないわけで、旗揚げ初日から見ている数少ない立場から今思うことを少し述べてみたいと思います。
今現在チームAに残っている初期メンバーは板野友美、小嶋陽菜、佐藤由加理、篠田麻里子(厳密に言うと初期ではないです)、高橋みなみ、前田敦子、峯岸みなみの7人。いずれも大手事務所に所属してソロでも活躍しています。
ソロでの仕事が多いだけに劇場公演を休演することも多く、A4thリバイバル公演あたりから“実質研究生公演”などと揶揄(やゆ)されたりした時期もありました。
彼女たちの活躍がAKB48の命運を握っているのは事実で、彼女たちが活躍してくれないと、AKB48というプロジェクトは失速していくに違いありません。
逆もまた真で、ソロで活躍している個々のメンバーたちも“AKB48のメンバー”というブランドがなければ人気も仕事も今のようには続いていかないことでしょう。
その微妙なバランスの上にチームAの初期メンバーが存在しているので、なかなか思いきったセットリストが組めない状況になってきつつあるようにも感じます。
チームA 5th Stage『恋愛禁止条例』は私にとっては何回聴いても飽きない好きなセットリストで、今公演中のK、B、Sどれと比較しても遜色のないものだと本気で思っています。
楽曲としてはどれもそれぞれ魅力的ですが、ステージ全体のまとまりや“チームとして”の楽しみで言えば、S、K、研究生、KIIと続き、AとBが最下位争いをしているというのが今の私の正直な感想です。あくまでも主観的な感覚なのですけど。
現在のチームAは初期メンバー7人+研究生から昇格したメンバー6人の13人で、『恋愛禁止条例』公演が始まった当初はかなり実力差があったように感じましたが、日曜に見た感じではさほど差があるわけでなく、もう誰が休演しても「今のチームA」としての公演のクオリティは確保できているのではないかと感じました。
メディア関係者やファンの方もよくたとえますが、「チームAは個人商店の集合体」です。『AKBINGO!』でも「チームAは自由」などと自ら言ってますからおわかりでしょうが、「他のメンバーにおせっかいはしないかわりに、自分のことは自分で責任を持ってやる」という特徴がチームAにはあります。
ですから誰か一人がとんでもなくいいときもあれば、誰かが手抜きしていても他のメンバーは指摘しないという、野球で言えばヤンキースや巨人のようなスター選手の集まりのようなチームです。
ですから昨年、はじめてノースリーブスの3人が『恋愛禁止条例』公演に出演し、ほかの誰よりも完璧にこなしたたかみなには涙が出る思いでしたし、“省エネダンス”などとささやかれつつも、この前のおやつ公演でのあっちゃんは今までにない凄みが出ていて、さすが初期メンバーは本気を出すとまったく次元の違う世界にまで連れてってくれるものだと妙な安心感とうれしさを感じるのです。
ただし、初期メンバーは出たり出なかったりするものですから、いつも見てる側は安心感と違和感の中を行ったりきたりしてるのではないかと思うんです。半年間見ていないので「思う」としか言えないんですが、そのたとえは決して外れていないはずです。
これをどのように解消していけばいいのでしょうか。
それがチームAに残された大きな課題なのです。
この2日間ほど、自分の思考をまとめるために取材ノートに3ページほど走り書きをしました。チームAのためにこれだけ脳を働かせたのは久しぶりです(笑)。
そろそろ新しいセットリストの構想をする時期でしょうから、ブログで書くにしたってあまりいい加減な思いつきで書きたくないなぁと。とか言いつつ、結局流れにまかせて書いております(苦笑)。
結局のところ、初期メンバーをどのように活かし続けていくかなんでしょうが、そちらばかりを考えると昇格メンバーがいつまでたっても溶け込めない可能性もあるのではと。
日曜のMCを見てる限りではみゃおだけが自然に溶け込んでいて、ほかのメンバーもそれなりに存在感を示しているものの、初期メンバーには気をつかっているようにも見えます。むしろ研究生の松井咲子さんのほうが堂々としていて、見ていてチームAに全く違和感がなかったようにも感じました。
私の考える初期メンバーのあり方はこうです。
「初期メンバーは他のすべての後輩たちから尊敬され、見本となるような高レベルのパフォーマンスを見せるか、その人にしかできないオリジナリティの高いタレント性を示さなければならない」
厳しいことを言えばそれがなくなってしまったら後輩のためにも、AKB48のためにも卒業してもらわなきゃいけない、ぐらいの緊張感を持ってやるべきものではないかと思うわけです。実際できるかどうかは別として。
ですから、“あこがれの先輩”たちに敬意を表したユニット曲、ソロ曲、ソロパートは用意すべきと考えます。
でもそれだけでは同じチーム内の後輩が育ってきません。
じゃあどうするか。
初期メンバーの誰かが休演したときに出演メンバーがスライドしていくよりは、ひまわり組のようにアンダーをメインにしてあげたほうが育っていくのでは、という気がします。チームAは自由で自己責任のチームです。頑張れば初期メンバーよりもしっくりくることもあるでしょう。
結果的にスライドすることはあっても初期メンのアンダーをあらかじめ割り振って責任持ってセンターをやらせないと伸びるものも伸びないのではないかと思います。それでメインを食ってしまえばいいわけですから。
もうひとつの方法はB公演、研究生公演をほぼ同じセットリストでやっているように、「特A公演」と「A公演」あるいは、「A公演」と「A'公演」などと結果的にファンからささやかれてもいいからゴージャスバージョン、ノーマルバージョンで若干セットリスト変えてもいいんじゃないかな、とさえ思います。
ゴージャス公演は多少値段上げてもどうしても見たきゃ見るし。ただし、ゴージャスメンバーはよほどのことがない限り突然の休演は許されないということで。そうすればメンバーもファンの士気も上がるかもしれません。
また、たまにはサプライズで卒業生に1〜2曲出てもらうのでもいいんじゃないですか?
とはいえ、そもそもファンがチームAに何かを望んでいるのかどうかがいまいちわからないんですね。
それぞれ推しているメンバーのことは応援してても、チームを応援しているかどうかはよくわからない。KやBやSのチームファンはいるけれど、今でもAというチームのファンは存在するんでしょうか。私がチームAを最近見てないので、そのあたりの空気がつかめておりません。
初めての方が多く、初めての方にはあっちゃんや麻里子、たかみな、ともちん、こじはるら(笑)を生で近くで見たいという希望はあるはずですので、公演をする意味はすごくあるのでしょうが、常連はたぶん研究生からの昇格メンバーを見ているような気がします。私自身は初期メンと現研究生をどうしても見てしまいがちです。
チームAはどこに行くのか。
「どこに行くのか」ではなく、今のチームAは「どこに行きたいか」が今後のテーマでしょう。
昔だったらそれはファンのみなさんが決めてたような気がします。ファンがすべてを決めるわけではないにしろ、秋元康プロデューサーがちゃんとファンの声を拾い上げてくれてたような気がしますし、ステージ内容やサプライズやセットリストに反映させてくれてたんじゃないでしょうか。
最近のファンの方たちは「あるがままを受け入れる」方が多くて(それしかできないというあきらめもあるかもしれません)、どうも変化が起きにくくなっているような気がしてなりません。
ファンが辛らつな意見を言わなくなったということは、面白くなくなったのか、刺さらなくなったのか、はたしてどうなんでしょう。このマイナスのスパイラルはあんまり良くないかもしれません。
私も強力プッシュしているSKE48が今は勢いづいているので、そっちへの書き込みやコメントはよくネット上で拝見しますが、AKB48の劇場公演の内容の是非については正直あんまり見かけなくなってしまいました。
これもメジャーになったというひとつの証ととらえるのか、刺さらなくなりつつある兆候なのかは今ははっきりとはわからないですが、チームAはAKB48、SKE48をリードしていかなければいけない立場にあるので、新しいセットリストはいろんな議論を交わせるようなものになってくれるといいですね。
そのために頑張るのは研究生から昇格してチームAのメンバーになったみんなだと思うよ。たまには「チームドリーム研究生」公演とかやってほしいよ。そうすればチーム入りして分かれ分かれになった元研究生と選抜研究生ですごいセットリストができるだろうし、それに初期メンに遠慮しなくてもいいぶっちゃけMCを見せてくれるような気がしてなりません。その日を夢見て頑張ってほしいです。

涙サプライズ!(DVD付)
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チームAはどのぐらい久々かというと……今年初です(苦笑)。K、B、研究生、S、KII、は今年になって何回か見ているのですが、チームAとはあまり縁がなく、気がついたら半年が経ってしまいました。
大島麻衣さん、川崎希さんが卒業し、この日はさらに板野友美さん、篠田麻里子さん、峯岸みなみさんが休演でした。
実のところ、現在のチームAについて特にコメントすることがあるわけでもないのですが、はたしてこのままいいのかというと決してそうではないわけで、旗揚げ初日から見ている数少ない立場から今思うことを少し述べてみたいと思います。
■AKB48の命運を握っている初期メンバー
今現在チームAに残っている初期メンバーは板野友美、小嶋陽菜、佐藤由加理、篠田麻里子(厳密に言うと初期ではないです)、高橋みなみ、前田敦子、峯岸みなみの7人。いずれも大手事務所に所属してソロでも活躍しています。
ソロでの仕事が多いだけに劇場公演を休演することも多く、A4thリバイバル公演あたりから“実質研究生公演”などと揶揄(やゆ)されたりした時期もありました。
彼女たちの活躍がAKB48の命運を握っているのは事実で、彼女たちが活躍してくれないと、AKB48というプロジェクトは失速していくに違いありません。
逆もまた真で、ソロで活躍している個々のメンバーたちも“AKB48のメンバー”というブランドがなければ人気も仕事も今のようには続いていかないことでしょう。
その微妙なバランスの上にチームAの初期メンバーが存在しているので、なかなか思いきったセットリストが組めない状況になってきつつあるようにも感じます。
■チームAは個人商店
チームA 5th Stage『恋愛禁止条例』は私にとっては何回聴いても飽きない好きなセットリストで、今公演中のK、B、Sどれと比較しても遜色のないものだと本気で思っています。
楽曲としてはどれもそれぞれ魅力的ですが、ステージ全体のまとまりや“チームとして”の楽しみで言えば、S、K、研究生、KIIと続き、AとBが最下位争いをしているというのが今の私の正直な感想です。あくまでも主観的な感覚なのですけど。
現在のチームAは初期メンバー7人+研究生から昇格したメンバー6人の13人で、『恋愛禁止条例』公演が始まった当初はかなり実力差があったように感じましたが、日曜に見た感じではさほど差があるわけでなく、もう誰が休演しても「今のチームA」としての公演のクオリティは確保できているのではないかと感じました。
メディア関係者やファンの方もよくたとえますが、「チームAは個人商店の集合体」です。『AKBINGO!』でも「チームAは自由」などと自ら言ってますからおわかりでしょうが、「他のメンバーにおせっかいはしないかわりに、自分のことは自分で責任を持ってやる」という特徴がチームAにはあります。
ですから誰か一人がとんでもなくいいときもあれば、誰かが手抜きしていても他のメンバーは指摘しないという、野球で言えばヤンキースや巨人のようなスター選手の集まりのようなチームです。
ですから昨年、はじめてノースリーブスの3人が『恋愛禁止条例』公演に出演し、ほかの誰よりも完璧にこなしたたかみなには涙が出る思いでしたし、“省エネダンス”などとささやかれつつも、この前のおやつ公演でのあっちゃんは今までにない凄みが出ていて、さすが初期メンバーは本気を出すとまったく次元の違う世界にまで連れてってくれるものだと妙な安心感とうれしさを感じるのです。
■安心感と違和感の中で
ただし、初期メンバーは出たり出なかったりするものですから、いつも見てる側は安心感と違和感の中を行ったりきたりしてるのではないかと思うんです。半年間見ていないので「思う」としか言えないんですが、そのたとえは決して外れていないはずです。
これをどのように解消していけばいいのでしょうか。
それがチームAに残された大きな課題なのです。
この2日間ほど、自分の思考をまとめるために取材ノートに3ページほど走り書きをしました。チームAのためにこれだけ脳を働かせたのは久しぶりです(笑)。
そろそろ新しいセットリストの構想をする時期でしょうから、ブログで書くにしたってあまりいい加減な思いつきで書きたくないなぁと。とか言いつつ、結局流れにまかせて書いております(苦笑)。
結局のところ、初期メンバーをどのように活かし続けていくかなんでしょうが、そちらばかりを考えると昇格メンバーがいつまでたっても溶け込めない可能性もあるのではと。
日曜のMCを見てる限りではみゃおだけが自然に溶け込んでいて、ほかのメンバーもそれなりに存在感を示しているものの、初期メンバーには気をつかっているようにも見えます。むしろ研究生の松井咲子さんのほうが堂々としていて、見ていてチームAに全く違和感がなかったようにも感じました。
■初期メンのあるべき姿
私の考える初期メンバーのあり方はこうです。
「初期メンバーは他のすべての後輩たちから尊敬され、見本となるような高レベルのパフォーマンスを見せるか、その人にしかできないオリジナリティの高いタレント性を示さなければならない」
厳しいことを言えばそれがなくなってしまったら後輩のためにも、AKB48のためにも卒業してもらわなきゃいけない、ぐらいの緊張感を持ってやるべきものではないかと思うわけです。実際できるかどうかは別として。
ですから、“あこがれの先輩”たちに敬意を表したユニット曲、ソロ曲、ソロパートは用意すべきと考えます。
でもそれだけでは同じチーム内の後輩が育ってきません。
じゃあどうするか。
初期メンバーの誰かが休演したときに出演メンバーがスライドしていくよりは、ひまわり組のようにアンダーをメインにしてあげたほうが育っていくのでは、という気がします。チームAは自由で自己責任のチームです。頑張れば初期メンバーよりもしっくりくることもあるでしょう。
結果的にスライドすることはあっても初期メンのアンダーをあらかじめ割り振って責任持ってセンターをやらせないと伸びるものも伸びないのではないかと思います。それでメインを食ってしまえばいいわけですから。
もうひとつの方法はB公演、研究生公演をほぼ同じセットリストでやっているように、「特A公演」と「A公演」あるいは、「A公演」と「A'公演」などと結果的にファンからささやかれてもいいからゴージャスバージョン、ノーマルバージョンで若干セットリスト変えてもいいんじゃないかな、とさえ思います。
ゴージャス公演は多少値段上げてもどうしても見たきゃ見るし。ただし、ゴージャスメンバーはよほどのことがない限り突然の休演は許されないということで。そうすればメンバーもファンの士気も上がるかもしれません。
また、たまにはサプライズで卒業生に1〜2曲出てもらうのでもいいんじゃないですか?
とはいえ、そもそもファンがチームAに何かを望んでいるのかどうかがいまいちわからないんですね。
それぞれ推しているメンバーのことは応援してても、チームを応援しているかどうかはよくわからない。KやBやSのチームファンはいるけれど、今でもAというチームのファンは存在するんでしょうか。私がチームAを最近見てないので、そのあたりの空気がつかめておりません。
初めての方が多く、初めての方にはあっちゃんや麻里子、たかみな、ともちん、こじはるら(笑)を生で近くで見たいという希望はあるはずですので、公演をする意味はすごくあるのでしょうが、常連はたぶん研究生からの昇格メンバーを見ているような気がします。私自身は初期メンと現研究生をどうしても見てしまいがちです。
■チームAはどこに行くのか
チームAはどこに行くのか。
「どこに行くのか」ではなく、今のチームAは「どこに行きたいか」が今後のテーマでしょう。
昔だったらそれはファンのみなさんが決めてたような気がします。ファンがすべてを決めるわけではないにしろ、秋元康プロデューサーがちゃんとファンの声を拾い上げてくれてたような気がしますし、ステージ内容やサプライズやセットリストに反映させてくれてたんじゃないでしょうか。
最近のファンの方たちは「あるがままを受け入れる」方が多くて(それしかできないというあきらめもあるかもしれません)、どうも変化が起きにくくなっているような気がしてなりません。
ファンが辛らつな意見を言わなくなったということは、面白くなくなったのか、刺さらなくなったのか、はたしてどうなんでしょう。このマイナスのスパイラルはあんまり良くないかもしれません。
私も強力プッシュしているSKE48が今は勢いづいているので、そっちへの書き込みやコメントはよくネット上で拝見しますが、AKB48の劇場公演の内容の是非については正直あんまり見かけなくなってしまいました。
これもメジャーになったというひとつの証ととらえるのか、刺さらなくなりつつある兆候なのかは今ははっきりとはわからないですが、チームAはAKB48、SKE48をリードしていかなければいけない立場にあるので、新しいセットリストはいろんな議論を交わせるようなものになってくれるといいですね。
そのために頑張るのは研究生から昇格してチームAのメンバーになったみんなだと思うよ。たまには「チームドリーム研究生」公演とかやってほしいよ。そうすればチーム入りして分かれ分かれになった元研究生と選抜研究生ですごいセットリストができるだろうし、それに初期メンに遠慮しなくてもいいぶっちゃけMCを見せてくれるような気がしてなりません。その日を夢見て頑張ってほしいです。

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2009年06月15日
SKE48チームKII初日&6/14 チームS昼公演
SKE48チームKII初日を取材してきました。記者会見の様子はこちらにさきほどアップしました。
公演中も写真を撮っていましたので、顔と名前を判別するとか、誰がどういういい点を持っているかといった詳しい観察ができないまま会見となりました。
会見中にびっくりしたのは秋元康さんが「スクランブルエッグ」のことについて言及してくれたことです。こんなにびっくりしたことはなかったです。ちゃんと記事を作って、ちゃんと評価して、資料価値としても意味のあるものを掲載しておいて良かったなと思いました。単純にうれしかったです。
ここでネガティブな考え方を持ってる人は、提灯記事だとか金もらってるだとか言いたいところでしょうが、残念ながら私はそんな面倒くさいことに労力を費すタイプではありません。思ったことを思ったとおり書けなくなるなんてつらいことはご免です。
単純にSKE48チームSの『手をつなぎながら』がどれだけいいセットリストかということ、そのセットリストをもらったことでチームSのメンバーたちが大きく成長したこと、そのことによってAKB48にもフィードバックされればなおさら良くなるだろう、そのためにはまずSKE48のステージを見なければいけない、と書いただけのことです。それは6/6、6/7のAKB48劇場の公演を見ていただいたファンの方にもわかっていただけたものだと思っています。
そんな最強チームSの次に結成されたチームKIIなので、いろんな面が比較される、“不利な”状況が待ち受けていることは誰もが予想がつきます。それは記者会見の秋元プロデューサーの発言を注意深く読んでいただければわかると思います。
私もほぼ同じ感想を持ちました。
ヲタ的な見方は「背中から抱きしめて」のキャストが誰かで推されか干されかを判定して云々というのが興味の中心のようですが、そんなのは私は気にしたことはないですし、チームKIIにおいて全く気にするべきことではないと感じています。
比較はするな、といっても無理なら、今のKIIは、チームAに対してチームKが最初にできたときの雰囲気にわりと似ている感じもしますが、時代状況や土地柄が違うので同じようにはならないでしょう。ただ、Sに対してKIIという“落差”は当然ありますので、それでKIIを嫌いになったりしないほうがいいでしょう。嫌いだとかかわいくないだとかと発言することに無駄なエネルギーを使うなら見にこなきゃいいだけのことです。
BやSができたときには核となるべく中心メンバーがいたので、そのメンバーを中心にセットリストを組み立てていけば良かったのですが、今回はたまたまなのか、あえてなのかはわからないですが、まゆゆや珠理奈のような“推されメン”がはっきり存在してないことが新しい可能性を生み出してくれるのではないかと期待しています。
そして佐藤実絵子さん、佐藤聖羅さんがKIIメンバーとして選抜されたことが新しい名古屋の伝統を引き継いでくれるのではないかと思います。シンディ、なっちゃんがBに移籍したときちはちょっとメンタリティが違って、中西優香さんがAKB48研究生からSKE48に入った感覚にとても近いと思います。
そのときに中西優香さんがSKEのメンバーにしてあげたことを、今、姉さんがKIIのメンバーにしてあげているという意味で、SKE48としてのクオリティがチームKIIまで引き継がれていってもらえたら理想的ですね。
さて気になるメンバーですが、まだみなさん公演を見ていないので私もしばらくはコメントは控えておきます。単純に目鼻立ちが良い見栄えの良い子は必然的に目立つように思いますが、そういう子ばかりでアイドルグループは成り立たないので、一人一人の特長を注意深く見ていきたいものです。といっても名古屋は秋葉原より遠いので気軽に何回も足を運ぶことができないのが残念ですが。
そういう意味で地元のファンのみなさんはKIIメンバーの成長の過程を見ることで結果的にメンバーを育てる楽しさと責任が与えられているわけですから、SKE48初心者は今からSファンになるよりはKIIファンになったほうが“おいしい”かもしれませんよ。
率直に見た感じだとKやBみたいにはならないし、Sみたいにもならないので、結果的にKIIはKIIになっていくと思いますが、それがどういう過程を経て「チームKII」になっていくのかというのはとても興味のあることです。
記者会見で好きなメンバーと特技に関する質問を一人一人にしましたが、みなさん、メンバーの名前を挙げたのち、その理由をきちんとしゃべることができるというのは、タレントとしての基礎的な教育がしっかりされているんだろうな、と感心しました。AKB48は最初のうちはメンバーにしゃべらせてもらえなかったですからね。当時は何を言いだすかわからないからだったかもしれませんね。
せっかくなので名古屋で一泊して翌日のチームSの昼公演を見させていただきました。
私もそうですが、メンバーも先週の秋葉原の公演ぶりだったようで、そのステージによる違いを興味深く見ることができました。
やっていることはもちろん、秋葉原のAKB48劇場と同じなんですが、ステージの形状を考えた振り付けなので、見栄えとしてはSKE48劇場のほうがいい感じですね。落ち着く感じです。
名古屋の劇場は奥行きがあるので、その奥行きを生かした多少複雑なフィーメーションの立ち位置にしたり、横幅がない分、全体が大きく動くのでなく、メンバーが入れ替わって立ち位置が変わるフォーメーションが意外と複雑だというのが見ればみるほど興味深く、もう何回か見たくなってしまいました。
この昼公演は新海さん、平松さんが抜け、柴木さんが入った15人公演で、「チョコの行方」に中西さん、森さんが入った形。森紗雪ちゃんのロリ的存在感というかパワーはすごいんだなとあらためて発見。「ウィンブルドン」から彼女が抜けたらどうなってしまうんだろう、と急に不安になった次第。
矢神久美さんのお客さんを見つめる目は、昔の中西里菜さんを彷彿させる“獲物を狙う目”だということがわかり、その人気の一端がこの公演を見てよくわかりました。
最初にSKE48を見たときに、正直いったいどうなっていくのかまったくわからなかったんですが、気がついたら一人一人がチームの中でのポジションを確立し、輝いていく様子を見ていると、最初のチームAの変化を見ているようで懐かしくもあり、新しいうれしさもあり、と思っているのはきっと私だけじゃないでしょう。そういう楽しさがあるのでチームSは楽しいんじゃないかと思います。
もうひとつSKE48劇場で気づいたことは、MCが馴れ合いになってないことと、AKB48総選挙に真面目に取り組んでいることでしょうか。珠理奈ちゃんがしっかりしすぎている(笑)こととも関係あるかもしれませんが、SKEは地元の人を大切にしていることが伝わってくるのがうれしいです。AKB48総選挙についても政見放送の内容がみんなちゃんとしてるし、ライブのMCでも立候補者としての誠意が感じるところがいいです。
聞くところによるとマジでガチで選抜するようなので、あんまりなめてると事務所メンら選抜常連も油断できないんじゃないかと思うんですけど。SKE48はファンの絶対数が秋葉原と違うので、上位に食い込むことはそう簡単なことじゃないですが、ここはファンが頑張るしかないのかなぁ……。気持ち的にはSKE48からも何人か選抜に入ってもらいたいものですが。
公演中も写真を撮っていましたので、顔と名前を判別するとか、誰がどういういい点を持っているかといった詳しい観察ができないまま会見となりました。
会見中にびっくりしたのは秋元康さんが「スクランブルエッグ」のことについて言及してくれたことです。こんなにびっくりしたことはなかったです。ちゃんと記事を作って、ちゃんと評価して、資料価値としても意味のあるものを掲載しておいて良かったなと思いました。単純にうれしかったです。
ここでネガティブな考え方を持ってる人は、提灯記事だとか金もらってるだとか言いたいところでしょうが、残念ながら私はそんな面倒くさいことに労力を費すタイプではありません。思ったことを思ったとおり書けなくなるなんてつらいことはご免です。
単純にSKE48チームSの『手をつなぎながら』がどれだけいいセットリストかということ、そのセットリストをもらったことでチームSのメンバーたちが大きく成長したこと、そのことによってAKB48にもフィードバックされればなおさら良くなるだろう、そのためにはまずSKE48のステージを見なければいけない、と書いただけのことです。それは6/6、6/7のAKB48劇場の公演を見ていただいたファンの方にもわかっていただけたものだと思っています。
そんな最強チームSの次に結成されたチームKIIなので、いろんな面が比較される、“不利な”状況が待ち受けていることは誰もが予想がつきます。それは記者会見の秋元プロデューサーの発言を注意深く読んでいただければわかると思います。
私もほぼ同じ感想を持ちました。
ヲタ的な見方は「背中から抱きしめて」のキャストが誰かで推されか干されかを判定して云々というのが興味の中心のようですが、そんなのは私は気にしたことはないですし、チームKIIにおいて全く気にするべきことではないと感じています。
比較はするな、といっても無理なら、今のKIIは、チームAに対してチームKが最初にできたときの雰囲気にわりと似ている感じもしますが、時代状況や土地柄が違うので同じようにはならないでしょう。ただ、Sに対してKIIという“落差”は当然ありますので、それでKIIを嫌いになったりしないほうがいいでしょう。嫌いだとかかわいくないだとかと発言することに無駄なエネルギーを使うなら見にこなきゃいいだけのことです。
BやSができたときには核となるべく中心メンバーがいたので、そのメンバーを中心にセットリストを組み立てていけば良かったのですが、今回はたまたまなのか、あえてなのかはわからないですが、まゆゆや珠理奈のような“推されメン”がはっきり存在してないことが新しい可能性を生み出してくれるのではないかと期待しています。
そして佐藤実絵子さん、佐藤聖羅さんがKIIメンバーとして選抜されたことが新しい名古屋の伝統を引き継いでくれるのではないかと思います。シンディ、なっちゃんがBに移籍したときちはちょっとメンタリティが違って、中西優香さんがAKB48研究生からSKE48に入った感覚にとても近いと思います。
そのときに中西優香さんがSKEのメンバーにしてあげたことを、今、姉さんがKIIのメンバーにしてあげているという意味で、SKE48としてのクオリティがチームKIIまで引き継がれていってもらえたら理想的ですね。
さて気になるメンバーですが、まだみなさん公演を見ていないので私もしばらくはコメントは控えておきます。単純に目鼻立ちが良い見栄えの良い子は必然的に目立つように思いますが、そういう子ばかりでアイドルグループは成り立たないので、一人一人の特長を注意深く見ていきたいものです。といっても名古屋は秋葉原より遠いので気軽に何回も足を運ぶことができないのが残念ですが。
そういう意味で地元のファンのみなさんはKIIメンバーの成長の過程を見ることで結果的にメンバーを育てる楽しさと責任が与えられているわけですから、SKE48初心者は今からSファンになるよりはKIIファンになったほうが“おいしい”かもしれませんよ。
率直に見た感じだとKやBみたいにはならないし、Sみたいにもならないので、結果的にKIIはKIIになっていくと思いますが、それがどういう過程を経て「チームKII」になっていくのかというのはとても興味のあることです。
記者会見で好きなメンバーと特技に関する質問を一人一人にしましたが、みなさん、メンバーの名前を挙げたのち、その理由をきちんとしゃべることができるというのは、タレントとしての基礎的な教育がしっかりされているんだろうな、と感心しました。AKB48は最初のうちはメンバーにしゃべらせてもらえなかったですからね。当時は何を言いだすかわからないからだったかもしれませんね。
6/14 チームS昼公演
せっかくなので名古屋で一泊して翌日のチームSの昼公演を見させていただきました。
私もそうですが、メンバーも先週の秋葉原の公演ぶりだったようで、そのステージによる違いを興味深く見ることができました。
やっていることはもちろん、秋葉原のAKB48劇場と同じなんですが、ステージの形状を考えた振り付けなので、見栄えとしてはSKE48劇場のほうがいい感じですね。落ち着く感じです。
名古屋の劇場は奥行きがあるので、その奥行きを生かした多少複雑なフィーメーションの立ち位置にしたり、横幅がない分、全体が大きく動くのでなく、メンバーが入れ替わって立ち位置が変わるフォーメーションが意外と複雑だというのが見ればみるほど興味深く、もう何回か見たくなってしまいました。
この昼公演は新海さん、平松さんが抜け、柴木さんが入った15人公演で、「チョコの行方」に中西さん、森さんが入った形。森紗雪ちゃんのロリ的存在感というかパワーはすごいんだなとあらためて発見。「ウィンブルドン」から彼女が抜けたらどうなってしまうんだろう、と急に不安になった次第。
矢神久美さんのお客さんを見つめる目は、昔の中西里菜さんを彷彿させる“獲物を狙う目”だということがわかり、その人気の一端がこの公演を見てよくわかりました。
最初にSKE48を見たときに、正直いったいどうなっていくのかまったくわからなかったんですが、気がついたら一人一人がチームの中でのポジションを確立し、輝いていく様子を見ていると、最初のチームAの変化を見ているようで懐かしくもあり、新しいうれしさもあり、と思っているのはきっと私だけじゃないでしょう。そういう楽しさがあるのでチームSは楽しいんじゃないかと思います。
もうひとつSKE48劇場で気づいたことは、MCが馴れ合いになってないことと、AKB48総選挙に真面目に取り組んでいることでしょうか。珠理奈ちゃんがしっかりしすぎている(笑)こととも関係あるかもしれませんが、SKEは地元の人を大切にしていることが伝わってくるのがうれしいです。AKB48総選挙についても政見放送の内容がみんなちゃんとしてるし、ライブのMCでも立候補者としての誠意が感じるところがいいです。
聞くところによるとマジでガチで選抜するようなので、あんまりなめてると事務所メンら選抜常連も油断できないんじゃないかと思うんですけど。SKE48はファンの絶対数が秋葉原と違うので、上位に食い込むことはそう簡単なことじゃないですが、ここはファンが頑張るしかないのかなぁ……。気持ち的にはSKE48からも何人か選抜に入ってもらいたいものですが。
2009年06月08日
「フレッシュ」という便利な言葉
このタイトルでピンと来る人はAKB48のファンと言えるでしょう。
もともとグループアイドルファンというのはDD(誰でも大好き)的気質を持っていますから、基本、目移りしやすいものです(DDという概念と用語は90年代前半から存在しています)。
ですから、グループに新メンバーが入ってくると、まずはそのメンバーをチェックして、その中から気になったメンバーが自分の中で何番目に好きなのかを判定する行動に出ます。
すぐ結果が出る場合もあれば、時間がかかって迷った末に順位が決まる場合もあるでしょう。
そうやってファンそれぞれの【一推し】【推し順】が決まっていきます。
今は、ファンにとって都合のよい【神推し】という言葉があるらしく、それまで一推しだったメンバーを“神”に祀り上げて【神推し】としたうえで、実質的に一推しを変更してしまうらしいです。
その一推しメンバーを変えることを最近では「推し替え」「推し変」とか言うらしく、新しい言葉は生まれつつも、やってることは私がファン生活(?)をしていた18年ぐらい前と本質的には変わってません。
それが言ってみれば【ファンの論理】みたいなものです。
今考えればとても女性に対して失礼なことだとは思いますけどね。
実現するかどうかは別として、あわよくばアイドルとつきあいたいとか、そこまでいかなくてもプライベートで連絡が取り合える関係になりたいと思っている人は女性の心理を理解しないといけないです。
そんな大それたことを考えなくても、顔や名前を覚えてもらおうと考えているファン(今は“認知厨”というらしいですが)は女性の心を傷つけないように注意しないといけないのです。
女性の側の論理といいますと、女の子は常に「私のことだけを見てほしい」、「それが無理なら私を一番に見てほしい」と思う生き物です。これはアイドル以前の問題です。
多くのアイドルファンはそういった女性ならではの心理をわかっていないことが多く、平気で一推しメンバーを変更するから、ときにやっかいな問題が起きることがあります。
まあ、“やっかい”と思っているのはファンの側だけですから、しょせん自意識過剰なKY野郎なだけのことですけどね。
「アイドル以前の」というのはとても重要なことで、メンバーから認知されているファンが「推し変」するということが、一女性である(元推され)メンバーをどれだけ残念な気持ちにさせるかを結局のところ理解できないから、そういうことができちゃうんだろうと思います。
かくいう私もファン生活(?)時代に痛い目に遭っているからここで言えるわけで、15年以上経った今でも当時のアイドルから「○○さんは○○ファンから○○ファンになったんだよね」とかいう嫌味を言われるわけなんです。今となってはそういう関係性を築けていたというのはちょっと自慢できるかもしれないですけど、当時のアイドルの前では私は一ファンの心に戻ってしまうので、正直、心穏やかではありませんし後悔の念でいっぱいです。
ですから、メンバーから認知されていて“推し変”するファンの方はくれぐれも女性の心理をわかってあげてください。これは笑い事じゃないですよ。
グループアイドルの側は、最初は少ないファンの中から自分を一番に選んでくれたことをとてもうれしく思い、その期待に応えようと一生懸命サービスします。しかし、ある日突然、手紙か何かで「今日から○○ちゃんのファンになります。ごめんなさい」と、信頼していたはずのファンから裏切りともいえる通告をされます。
なんて悲しいことでしょう。アイドルとはいえ、女の子の気持ちをもてあそんじゃいけないんですよ。
グループアイドルのメンバーはそういう経験を積みながら、“ファン”というものの理想と現実に直面して、ある意味“プロ”として成長していきます。「アイドルになりたい女の子」から「職業としてのアイドル」に変わっていく瞬間なのかもしれません。
AKB48卒業生の大島麻衣ちゃんが『ごきげんよう』で「ファンは誰でも好きすぎる」「自分が2推しという人が多かった」と言ったように、彼女も今だから言えるけど、ファンの気質についてある意味、あっけらかんと正直に言えるタレントさんになったのです。
すげー長い前置きですみません。これからが本題です。
プロのアイドルになりかけたAKB48のメンバーがファンの“推し変”を経験し、次にすべきことは何かというと、自分を磨いて同じことを繰り返さないようにすることと、推し変されてしまうことを正当化させる理論を作ることです。
その正当化理論のひとつが「フレッシュ」という言葉です。
私が記憶している範囲では峯岸みなみさんが最も最初に頻繁に「フレッシュ」という言葉を使っていましたが、実際はどうかは知りません。
みぃちゃん一人で言ってる分には良かったけど、チームBや、研究生からチーム入りしたメンバーも「フレッシュ」という言葉を使うようになったことに私にはかなりの違和感があります。
それは私だけでなく、スタッフやメディア関係者からも同じようなことを聞いています。
「ファンは移り気だから新鮮なメンバーに目がいく」
↓
「それはいたし方のないこと」
↓
「仕方ないので、新しく入ったメンバーのことを“フレッシュ”という表現をしよう」
と半ば、自虐的な意味合いも含め、「心に移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく」言ってるんだと思いますよ。そういう意味ではみぃちゃんはエッセイストのセンスはあると思いますが(笑)。
「自分にもそういう時期があって、今、注目されている“フレッシュ”と言われてる子たちがたまたまそういう時期で、それがまた時代とともに移り変わっていく」んなら、そういう使い方はありでしょうけど、私のファン生活の経験上、必ずしもそうじゃないです。
だから「フレッシュ」という言葉を免罪符のようにして経験間もないメンバーについて語ってほしくないんですよ。
言っておきますが、これは峯岸さん批判ではありません。“フレッシュ”という単語がひとり歩きしている現状がAKB48の成長を妨げているのではないか、と危惧しているのです。
つい先日、AKB48劇場で行われたSKE48の公演を見た感想を「フレッシュ」という言葉で終わらせてほしくないんです。SKE48に何があるのか、今のAKB48にとってプラスになることは何なのか、ということを公演を見たメンバーは考えてほしいんですね。
それを「フレッシュ」だけで語るにはあまりにももったいないんです。比べる必要はないですが、学ぶところはあるはずで、SKE48を見たAKB48のファンはすでにそれに気づいていたりするのですから、AKB48のメンバーはファンの気持ちの変化に応えてあげなきゃいけなくなってきてるんです。
同じぐらいの年の子が、あとから活動しただけで、それを「フレッシュでした」と片づけてしまうということは、あまりに自分自身が中身がなくて、もはや自分は賞味期限切れですと言ってるみたいで悲しくなるんですよね。
メンバーが「フレッシュ」という言葉を使うたびに「自分はフレッシュではない」と言ってるみたいに聞こえてしまうんです。ファンや他のメンバーから「いや、○○ちゃんはフレッシュだから大丈夫」とでも言ってもらいたいんでしょうか。
そんなことを言ってる場合じゃないです。今、自分が自分の夢に近づくために何をしなければならないのかを考えている「プロになりかけのアイドル」がやるべきことは、自分の決め手(特技・アピールポイント)を磨くことではないでしょうか。
ファンの気持ちをつかむこともとても大切です。総選挙も控えていることですし。でも何がファンの心を動かすかって、まずはあきらめずに一生懸命やること、ですよ。次は自分を支えてくれる人(スタッフもファンも)に感謝の気持ちを持って接することですよ。
先週末のSKE48のAKB48劇場の公演を見て思ったのは、SKE48のメンバーは「まだ何もあきらめてない」ということです。AKB48のメンバーの一部がある種のあきらめがあるとは思いたくもありません。SKE48にも時間を重ねれば変わってくることもあるでしょう。それは時間のせいなのか、土地柄のせいなのかは今の時点では何も言えません。
SKE48がAKB48と同じような運命をたどるのか、はたまた全く別の結果になるのは今は誰も知ることができません。もちろん秋元康プロデューサーですらわからないことです。
それはメンバーであり、ファンであり、運営であるのでしょうが、AKB48であれSKE48であれ、ファンの心を打つもの、秋元康さんの言葉を借りれば「刺さる」ものだけが生き残ることだけは間違いないのです。
AKB48というブランドを借りているうちはまわりからちやほやされますが、いずれソロとして活動せざるを得ないんですから、そうなったときに自分に何ができるのかをいつかは考えなきゃいけないんだろうと思います。中学生世代にそんなことを求めるのは酷なのかもしれないですが、1年以上活動していればこの世界のことがわかってきますので、どうかそんな簡単にあきらめの気持ちを持ってもらいたくない、というのが今の私からメンバーの方たちに言えることなのかな、と思います。
もともとグループアイドルファンというのはDD(誰でも大好き)的気質を持っていますから、基本、目移りしやすいものです(DDという概念と用語は90年代前半から存在しています)。
ですから、グループに新メンバーが入ってくると、まずはそのメンバーをチェックして、その中から気になったメンバーが自分の中で何番目に好きなのかを判定する行動に出ます。
すぐ結果が出る場合もあれば、時間がかかって迷った末に順位が決まる場合もあるでしょう。
そうやってファンそれぞれの【一推し】【推し順】が決まっていきます。
今は、ファンにとって都合のよい【神推し】という言葉があるらしく、それまで一推しだったメンバーを“神”に祀り上げて【神推し】としたうえで、実質的に一推しを変更してしまうらしいです。
その一推しメンバーを変えることを最近では「推し替え」「推し変」とか言うらしく、新しい言葉は生まれつつも、やってることは私がファン生活(?)をしていた18年ぐらい前と本質的には変わってません。
それが言ってみれば【ファンの論理】みたいなものです。
今考えればとても女性に対して失礼なことだとは思いますけどね。
実現するかどうかは別として、あわよくばアイドルとつきあいたいとか、そこまでいかなくてもプライベートで連絡が取り合える関係になりたいと思っている人は女性の心理を理解しないといけないです。
そんな大それたことを考えなくても、顔や名前を覚えてもらおうと考えているファン(今は“認知厨”というらしいですが)は女性の心を傷つけないように注意しないといけないのです。
女性の側の論理といいますと、女の子は常に「私のことだけを見てほしい」、「それが無理なら私を一番に見てほしい」と思う生き物です。これはアイドル以前の問題です。
多くのアイドルファンはそういった女性ならではの心理をわかっていないことが多く、平気で一推しメンバーを変更するから、ときにやっかいな問題が起きることがあります。
まあ、“やっかい”と思っているのはファンの側だけですから、しょせん自意識過剰なKY野郎なだけのことですけどね。
「アイドル以前の」というのはとても重要なことで、メンバーから認知されているファンが「推し変」するということが、一女性である(元推され)メンバーをどれだけ残念な気持ちにさせるかを結局のところ理解できないから、そういうことができちゃうんだろうと思います。
かくいう私もファン生活(?)時代に痛い目に遭っているからここで言えるわけで、15年以上経った今でも当時のアイドルから「○○さんは○○ファンから○○ファンになったんだよね」とかいう嫌味を言われるわけなんです。今となってはそういう関係性を築けていたというのはちょっと自慢できるかもしれないですけど、当時のアイドルの前では私は一ファンの心に戻ってしまうので、正直、心穏やかではありませんし後悔の念でいっぱいです。
ですから、メンバーから認知されていて“推し変”するファンの方はくれぐれも女性の心理をわかってあげてください。これは笑い事じゃないですよ。
グループアイドルの側は、最初は少ないファンの中から自分を一番に選んでくれたことをとてもうれしく思い、その期待に応えようと一生懸命サービスします。しかし、ある日突然、手紙か何かで「今日から○○ちゃんのファンになります。ごめんなさい」と、信頼していたはずのファンから裏切りともいえる通告をされます。
なんて悲しいことでしょう。アイドルとはいえ、女の子の気持ちをもてあそんじゃいけないんですよ。
グループアイドルのメンバーはそういう経験を積みながら、“ファン”というものの理想と現実に直面して、ある意味“プロ”として成長していきます。「アイドルになりたい女の子」から「職業としてのアイドル」に変わっていく瞬間なのかもしれません。
AKB48卒業生の大島麻衣ちゃんが『ごきげんよう』で「ファンは誰でも好きすぎる」「自分が2推しという人が多かった」と言ったように、彼女も今だから言えるけど、ファンの気質についてある意味、あっけらかんと正直に言えるタレントさんになったのです。
すげー長い前置きですみません。これからが本題です。
プロのアイドルになりかけたAKB48のメンバーがファンの“推し変”を経験し、次にすべきことは何かというと、自分を磨いて同じことを繰り返さないようにすることと、推し変されてしまうことを正当化させる理論を作ることです。
その正当化理論のひとつが「フレッシュ」という言葉です。
私が記憶している範囲では峯岸みなみさんが最も最初に頻繁に「フレッシュ」という言葉を使っていましたが、実際はどうかは知りません。
みぃちゃん一人で言ってる分には良かったけど、チームBや、研究生からチーム入りしたメンバーも「フレッシュ」という言葉を使うようになったことに私にはかなりの違和感があります。
それは私だけでなく、スタッフやメディア関係者からも同じようなことを聞いています。
「ファンは移り気だから新鮮なメンバーに目がいく」
↓
「それはいたし方のないこと」
↓
「仕方ないので、新しく入ったメンバーのことを“フレッシュ”という表現をしよう」
と半ば、自虐的な意味合いも含め、「心に移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく」言ってるんだと思いますよ。そういう意味ではみぃちゃんはエッセイストのセンスはあると思いますが(笑)。
「自分にもそういう時期があって、今、注目されている“フレッシュ”と言われてる子たちがたまたまそういう時期で、それがまた時代とともに移り変わっていく」んなら、そういう使い方はありでしょうけど、私のファン生活の経験上、必ずしもそうじゃないです。
だから「フレッシュ」という言葉を免罪符のようにして経験間もないメンバーについて語ってほしくないんですよ。
言っておきますが、これは峯岸さん批判ではありません。“フレッシュ”という単語がひとり歩きしている現状がAKB48の成長を妨げているのではないか、と危惧しているのです。
つい先日、AKB48劇場で行われたSKE48の公演を見た感想を「フレッシュ」という言葉で終わらせてほしくないんです。SKE48に何があるのか、今のAKB48にとってプラスになることは何なのか、ということを公演を見たメンバーは考えてほしいんですね。
それを「フレッシュ」だけで語るにはあまりにももったいないんです。比べる必要はないですが、学ぶところはあるはずで、SKE48を見たAKB48のファンはすでにそれに気づいていたりするのですから、AKB48のメンバーはファンの気持ちの変化に応えてあげなきゃいけなくなってきてるんです。
同じぐらいの年の子が、あとから活動しただけで、それを「フレッシュでした」と片づけてしまうということは、あまりに自分自身が中身がなくて、もはや自分は賞味期限切れですと言ってるみたいで悲しくなるんですよね。
メンバーが「フレッシュ」という言葉を使うたびに「自分はフレッシュではない」と言ってるみたいに聞こえてしまうんです。ファンや他のメンバーから「いや、○○ちゃんはフレッシュだから大丈夫」とでも言ってもらいたいんでしょうか。
そんなことを言ってる場合じゃないです。今、自分が自分の夢に近づくために何をしなければならないのかを考えている「プロになりかけのアイドル」がやるべきことは、自分の決め手(特技・アピールポイント)を磨くことではないでしょうか。
ファンの気持ちをつかむこともとても大切です。総選挙も控えていることですし。でも何がファンの心を動かすかって、まずはあきらめずに一生懸命やること、ですよ。次は自分を支えてくれる人(スタッフもファンも)に感謝の気持ちを持って接することですよ。
先週末のSKE48のAKB48劇場の公演を見て思ったのは、SKE48のメンバーは「まだ何もあきらめてない」ということです。AKB48のメンバーの一部がある種のあきらめがあるとは思いたくもありません。SKE48にも時間を重ねれば変わってくることもあるでしょう。それは時間のせいなのか、土地柄のせいなのかは今の時点では何も言えません。
SKE48がAKB48と同じような運命をたどるのか、はたまた全く別の結果になるのは今は誰も知ることができません。もちろん秋元康プロデューサーですらわからないことです。
それはメンバーであり、ファンであり、運営であるのでしょうが、AKB48であれSKE48であれ、ファンの心を打つもの、秋元康さんの言葉を借りれば「刺さる」ものだけが生き残ることだけは間違いないのです。
AKB48というブランドを借りているうちはまわりからちやほやされますが、いずれソロとして活動せざるを得ないんですから、そうなったときに自分に何ができるのかをいつかは考えなきゃいけないんだろうと思います。中学生世代にそんなことを求めるのは酷なのかもしれないですが、1年以上活動していればこの世界のことがわかってきますので、どうかそんな簡単にあきらめの気持ちを持ってもらいたくない、というのが今の私からメンバーの方たちに言えることなのかな、と思います。











